出版社内容情報
今から5億4100万年前という気が遠くなるほどの昔、カンブリア紀とよばれる時代に、海の中に不思議な姿をしたモンスターがたくさん現れました。この奇想天外な動物達は「カンブリアンモンスター」と呼ばれています。本書は、60種類以上のカンブリアンモンスターをコンピューターグラフィックスで復元し掲載したフルカラー図鑑です。改訂第2版では、2015年の初版から最新の知見をもとに修正しています。新たに得られた情報からアノマロカリスの仲間たちのイラストを制作しなおしたほか、新たな仲間を追加しています。アノマロカリスやオパビニア、ラガニアなど不思議で魅力あふれる古代生物の世界に飛び込みましょう!
およいで生きる
はって生きる
もぐって生きる
くっついて生きる
生命の誕生と進化
内容説明
進化とはなにか?生命とは何なのか?知的好奇心をおもいっきりくすぐるカンブリアンモンスターの奇妙な世界!いまから約5億4100万年前、カンブリア紀の地球に多様な生物が登場しました。彼らは、地球上に現在生きている動物の「ほぼすべての原型」でした。カンブリアンモンスターを知ることは、生命進化の大きな不思議と出会うことなのです。本書は、カンブリア爆発で登場した古生物を中心に、進化の歴史と、意味を多角的に紹介、大人も子どもも楽しめるリアルCG図鑑です。
目次
およいで生きる(カンブリア紀最大最強のモンスター アノマロカリス;クリオネのようだが正体は不明 アミスクウィア ほか)
はって生きる(脚の長いイムモシのような動物 アイシュアイア;三葉虫に似て非なる節足動物 アグノストゥス ほか)
もぐって生きる(太ったミミズのような動物 オットイア;人類の最古の祖先? サッコリタス ほか)
くっついて生きる(サボテンのようなカイメン動物 ヴァウヒア;最古のウミユリの仲間 エクマトクリヌス ほか)
生命の誕生と進化(灼熱の死の世界に、酸の大雨が1000年降り続いて水の惑星に;最初の生物誕生、そして酸素革命が起きた ほか)
著者等紹介
千崎達也[センザキタツヤ]
映像ディレクター、CGイラストレーター。1960年岩手県生まれ。科学番組、博物館の科学解説映像のディレクションに多くの実績を持つほか、映像制作や映像編集関連の書籍を執筆
左巻健男[サマキタケオ]
東京大学非常勤講師・元法政大学教職課程センター教授。中学校・高等学校理科教諭を長く勤めたあとに大学へ。専門は理科教育。大人の理科好きの解説『RikaTan(理科の探検)』編集長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たぬ
5〇5
本の紙魚
kaz
ミント