出版社内容情報
「何もない」どころか、マイナスからのスタートだった
著者が1985年に創業したサニーサイドアップは、
今や日本一のPR会社として知られています。
ですが、著者が自宅のワンルームで創業した当時は、
当時42歳の著者と女子高生の娘、そして娘の友だちという、
たった3人ではじめた会社でした。
その2年前に離婚した著者はそれまで普通の主婦で、
とくに実績や経験もなければ、専門的なスキルもなく、
お金も人脈もないという、むしろ「何があるの?」状態。
それどころか、当時は男女差別が当たり前にある時代で、
「女が社長でカタカナの会社なんて、危なくて取引できない」
などと普通に言われたそうです。今だったら大問題ですよね。
「言ってみる、行ってみる、やってみる」の営業力で日本一のPR会社へ
そんな中、著者のアイデアと情熱、行動力を活かした営業力によって、
「面白い、ちょっとやってみよう」という会社がいくつか出てきます。
ある大阪の会社には、電話で断られたその日のうちに、
東京から会いに行って、見事にPRの仕事をいただけました。
ある大手メーカーに対しては「千年でも万年でも待ちます!」と、
この一言が決めてとなり、そこで生まれたキャラクターは今も健在です。
著者のモットーは「言ってみる、行ってみる、やってみる」で、思考は二の次。
その信念が、東証一部上場を果たしたサニーサイドアップの草創期を支えたのです。
今もこれからも、営業に必要な「5つの教え」とは何か?
これらの経験から、著者は「思考よりも行動」「知識よりも情熱」と言います。
時代が変わっても、人と人のつながりでしかビジネスは生まれません。
そして営業とは、人と人をつなぐ仕事です。
人間関係が希薄になった今だからこそ、
営業力が求められているのです。
著者は「営業で必要な5つの要素」として、
行動、スピード、情熱、愛情、人間力をあげています。
この5つは今の時代も、そしてこれからも必要なものです。
著者の豊富な経験や具体的なエピソードを交えながら、
本書ではこれら5つの要素についてご紹介していきます。
かつての著者のように、何の実績も経験もない新人さんや、
特別な職歴も専門的スキルがないという女性はもちろん、
すでに営業の仕事をされている方にも、何かしらのヒントになれば幸いです。
そして、まずは一つからでも構いません。
「これならできそう」「これをやってみたら面白くなりそう」
ということを試し、続けていきましょう。
きっとあなたにも「営業の神さま」が微笑んでくれる日がやってきます。
【もくじ】
第1章
内容説明
42歳の主婦がワンルームで高校生の娘たちと始めた会社が東証一部上場企業へ。人脈・経験・スキルがなくても売れる!
目次
第1章 5秒で行動しないことには成功も幸福もない(頭を光らせる前に足を光らせる;人の心を溶かすのは「おせっかいなほどの」行動のみ ほか)
第2章 「スピードは失敗に勝る」と心得よう(「即行動」のモットー、やめました;手書きのお礼状を「その日のうちに」書いて出す ほか)
第3章 常識で挑まない 人の心は情熱で動く(「まさかここで!?」という場所でもモノは売れる;キラリと光るひと言で熱意を伝える ほか)
第4章 知識や経験を超える「愛情」を持とう(得ることより与えることに鍵がある;信用は、あなたの「のれん」 ほか)
第5章 人間力とは「おせっかい力」のこと(知識を増やすよりも人間力を鍛える;頼まれていないことをするのが、心に残る ほか)
著者等紹介
高橋恵[タカハシメグミ]
1942年生まれ。一般社団法人おせっかい協会会長。3歳のときに父が戦死し、26歳でシングルマザーとなった母のもと、3人姉妹の次女として育つ。短大卒業後は広告代理店に勤務。同社を結婚退職後、2人の娘の子育てをしながらさまざまな商品の営業に従事し、トップセールスを記録。その後、40歳で離婚。42歳で当時高校生だった長女らと共に自宅のワンルームマンションで株式会社サニーサイドアップを創業。その後、長女に託した同社はジャスダック、東証二部を経て2018年に東証一部に上場する。60代は忙しく働く長女に代わって孫育てに精を出し、70代となった2013年には一般社団法人おせっかい協会を設立。全国各地の学校、商工会議所、企業などで講演活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ALATA
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
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