How-nual visual guide book
よくわかる最新音楽の仕組みと科学―音楽の存在を正面から体系的に解き明かす

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798063171
  • NDC分類 760
  • Cコード C0073

出版社内容情報

音楽とは何か、音楽の仕組み、音楽を作りだす音の秘密、音楽の基礎を支えるピッチ感覚、音楽を構成するメロディ、ハーモニー、リズムの音楽の3要素の仕組み、音楽のつくり方、感動を生み出す音楽の仕掛け、生活の質を向上させる音楽の機能、人間が生きていく上での音楽の存在意義、音楽の行く末について解き明かし、音楽の謎に迫る。

内容説明

謎と秘密に迫る。楽典から最新の科学的知見まで、音楽のすべてをシームレスに展開。わかりやすくビジュアルに解説♪

目次

音楽とは何か?
音楽の仕組みとおきて
音楽を奏でる音の仕組み
音楽の土台を支えるピッチ感覚
音楽の流れをつくるメロディ
音楽に厚みをつけるハーモニー
音楽のノリを担うリズム
音楽を作る
音楽に感動する
音楽を活用する
音楽は何のために存在するのか?
音楽はどこへ向かうのか?

著者等紹介

岩宮眞一郎[イワミヤシンイチロウ]
日本大学芸術学部特任教授(音楽学科情報音楽コース)、九州大学名誉教授。九州芸術工科大学専攻科修了、工学博士(東北大学)。九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科助手、助教授を経て、教授。その後、九州大学との統合により九州大学芸術工学研究院教授、定年により退職。専門領域は、音楽心理学、音響工学、音響心理学、音響生態学。音の主観評価、音と映像の相互作用、サウンドスケープ、聴能形成、音のデザイン等の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

68
「黄色い本」「白い本」「島岡和声」など、それなりに真面目に楽典を勉強した積りだが、自分は今まで何も知らずに音楽をしてきたんだと打ちのめされる思いである。音が脳に伝わる仕組み、ピッチ感覚に対するトーン・クロマとトーン・ハイト、移調したメロディーを同一視できるゲシュタルトの原理、不協和を認識する聴覚フィルター、低音域で協和音が減少するトリックなど、科学と認知工学に基づく解説は非常に説得力がある。ブルーバックスの良書である「音の何でも小事典」「音律と音階の科学」と較べても、圧倒的に音楽的であり情報の質が高い。2021/01/03

左手爆弾

5
ちょっと舐めてたんだけど、思った以上に専門的だった。一つ一つのトピックの掘り下げは弱いのだが、物理現象としての「音」から、音楽の構成と歴史、さらにはビジネスとしての音楽まで、あらゆる角度から音楽を扱う。こうしたあらゆる観点からの入門書は意外とないのではないか。この1冊ですべてを学び尽くすというより、こういう観点からも音楽は見られるよ、というのが大事ではないか。中級者(?)の学び直しにもいいかもしれない。2023/05/19

カネコ

2
◎ 音楽に関わる認知機能の話がユニーク。「音脈分凝(ストリーム・セグリゲーション)」とか初めて知る用語もあり、興味深い。2020/11/09

sedare

1
ふだん何気なく聴いている音楽だが、その定義は何か、なぜ人間は音楽を聴くのかなどについて、押し付けがましくない程度に既存の学説などを引用しながら客観的に説明された本。改めて音楽とは何かということを考えさせられ、とても興味深かった。この本を読もうと思ったきっかけは音楽理論を自分なりに勉強したかったからだが、その辺りの章は私にはまだかなりレベルが高かったので、もう少し易しい本で基礎を修得した後に改めて読み返したい。2025/02/23

joymanChaneD

0
音楽を科学的に考察する一冊。音は空気の振動であるという単純な事実から、音楽の三要素であるメロディ、ハーモニー、リズムを考察するところが興味深かった。2023/04/21

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