出版社内容情報
なぜサートゥルナーリアはダービーを勝てなかったのか。近年顕著なノーザンF馬「使い分け」ローテを分析。NF帝国の死角を探る。
内容説明
2000年初頭『必然と偶然』→2008年『馬単位』→2018年『エビデンス』。数々の革新的な視点を提唱してきた競馬界孤高の文士が、今、その足跡を振り返りながら、2020年、辿り着いた完璧な結論がここに!!
目次
第1章 慢性的経験値不足で期待馬がコケる―「正当化競馬」の時代、これが勝利の視点だ!(サンデー、キャロット、シルク…どれかが「強い年」は、偶然;「ケガ明け」と「リフレッシュ明け」 ほか)
第2章 ダノンプレミアムからバブルガムフェローを発想する力―本島の競馬イノベーション史とJRAの今(モレイラ不合格の衝撃―騎手育成システムの間違い;ペイシャエリート事件と免許発行の基準 ほか)
第3章 アーモンドアイと父ロードカナロアの本質―大物亡き後の救世主は―社台血統の新鑑定(ロードカナロア産駒と「ノーザンFは距離適性を間違えない」の法則;モーリス産駒、デビュー前の断定評価 ほか)
第4章 今、ルメールより買いたい外国人騎手―信頼度98点は誰!?2020年のジョッキー審判(ジョッキーのレベル、腕の差を見極める;結果が出るまでわからない人たち ほか)
第5章 勝つために知っておくべき、いくつかの事柄―NF帝政下でも貫きたい!競馬のまっとうな見方(無敗幻想と、怪物幻想について;「1戦1勝、新馬戦、凄い勝ち方」は参考にならない ほか)
著者等紹介
本島修司[モトジマシュウジ]
北海道生まれ。作家、エッセイスト。大学在学中に書いていた原稿が注目を浴びて、デビュー。喫茶店を舞台にしたエッセイや、競馬論を中心に執筆。近年は人生論エッセイも上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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