カイタイ新書―何度も「買いたい」仕組みのつくり方

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カイタイ新書―何度も「買いたい」仕組みのつくり方

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  • サイズ 46判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798061085
  • NDC分類 675
  • Cコード C2033

出版社内容情報

成長社会から人口減少社会へと世の中が変化し、マーケティングは時代の転換期を迎えています。
マーケティングの意味合いが、単発的に売れる「仕掛け」ではなく、持続的に売れ続ける「仕組み」へとシフトしつつあります。今求められているのは「売るための努力をしない努力」なのです。

本書は、一度だけ「買いたい」仕掛けではなく、何度も「買いたい」仕組みをつくる方法論をまとめたものです。何度も「買いたい」を分析していくうちにヒット習慣メーカーズがたどり着いたのは、生活者の「習慣化」です。新しい習慣は今までも生み出されてきましたが、その方法論についてはほとんど議論がなされませんでした。

習慣を生み出す方法として、3つのステップを定義しました。Prediction(習慣を予測する)→Addiction(習慣を設計する)→Conversation(習慣を広げる)の流れで考えることを、「PACフレーム」と名付け、それぞれのステップで必要な方法を具体的に解説しています。

● 何度も「買いたい」仕組みのつくり方がわかる
● 売れ続ける「習慣化」という魔法とは?
● 習慣化 = 予測 + 設計 + 拡散

内容説明

何度も「買いたい」仕組みのつくり方。寝てても売れ続ける「習慣化」という魔法。どんな停滞期でも、どんな古いブランドでも、売れ続けるチャンスはある。

目次

1 単発的なマーケティングから、「持続的なマーケティング」の時代へ
2 「習慣化」とは?
3 習慣を予測する
4 習慣を設計する
5 「触媒」の魔力
6 習慣を広げる
7 実践PACワークショップ
巻末資料

著者等紹介

中川悠[ナカガワユウ]
株式会社博報堂統合プラニング局/ヒット習慣メーカーズリーダー。大学卒業後、電機メーカーにエンジニアとして入社。携帯電話の設計に携わる。その後広告会社を経て、2008年博報堂入社。ストラテジックプラニング職として、商品開発、ブランド戦略、コミュニケーション立案に携わる。2015年に統合プラニング局のチームリーダーに就任。クリエイティブ・ストラテジストとして、戦略から戦術まで一貫したディレクションを行う。2017年にヒット習慣メーカーズを立ち上げ、顧客の習慣化による事業成長の仕組みづくりを実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

36
繰り返し買ってもらうためのマーケティング。いわゆる、地域おこしなどのイベントは、一過性に終わることも少なくない。そのうち、イベントをやること自体が目的化してしまうこともあるように聴く。そうではなく、長い眼で観てどうするのかという視点は、何事にも必要だ。いくつかの思考法・ツールがあって興味深い。最近読んだ行動経済学の本や、デザイン思考・アート思考にもつながるように思う。人間とは、面白いものだ。2021/01/12

ケルトリ

5
マーケティングとは、長期的な売り上げを作り出していくもの。短期的な売り上げではなく、長期的な視点で土台作りをしていくべし。そのためには”習慣化”を起こすマーケティングを仕掛けていくのが効率が良い。 具体的な習慣化を成功させた事例や、実際にマーケティングを考える上での流れなども解説されていて面白く、実践的な内容でもあると思った。 2020/06/03

まどもあぜる

4
習慣化の提案について説明した内容。 持続可能なマーケティングとしての習慣化。 この本を参考に企画を考えてみることで頭に少しは入ったと思う。2022/05/06

森重幸太

3
現代社会でトレンドとなっているサブスクビジネスは、顧客1人から継続的に売上を確保出来るビジネスモデルだ。月額(または年額)は少なくても、月日が経てば総額は大きなものになる。 本著はサブスクの本質をビジネスや商品購入の習慣化であると定義し、継続的なビジネスモデルの仕掛け方の技術を学べる良書である。 著者は大手広告代理店の博報堂の社員であり、私自身も彼らの仕掛けるトレンドの潮流に呑まれていることを改めて意識した。2022/09/29

まあ

3
短期的な売上ではなく長期的な売上を目指す、大事だなあと思います。世の中の商品の生まれる仕組みがなんとなく可視化された気がします。2020/08/13

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