出版社内容情報
成長社会から人口減少社会へと世の中が変化し、マーケティングは時代の転換期を迎えています。
マーケティングの意味合いが、単発的に売れる「仕掛け」ではなく、持続的に売れ続ける「仕組み」へとシフトしつつあります。今求められているのは「売るための努力をしない努力」なのです。
本書は、一度だけ「買いたい」仕掛けではなく、何度も「買いたい」仕組みをつくる方法論をまとめたものです。何度も「買いたい」を分析していくうちにヒット習慣メーカーズがたどり着いたのは、生活者の「習慣化」です。新しい習慣は今までも生み出されてきましたが、その方法論についてはほとんど議論がなされませんでした。
習慣を生み出す方法として、3つのステップを定義しました。Prediction(習慣を予測する)→Addiction(習慣を設計する)→Conversation(習慣を広げる)の流れで考えることを、「PACフレーム」と名付け、それぞれのステップで必要な方法を具体的に解説しています。
● 何度も「買いたい」仕組みのつくり方がわかる
● 売れ続ける「習慣化」という魔法とは?
● 習慣化 = 予測 + 設計 + 拡散
内容説明
何度も「買いたい」仕組みのつくり方。寝てても売れ続ける「習慣化」という魔法。どんな停滞期でも、どんな古いブランドでも、売れ続けるチャンスはある。
目次
1 単発的なマーケティングから、「持続的なマーケティング」の時代へ
2 「習慣化」とは?
3 習慣を予測する
4 習慣を設計する
5 「触媒」の魔力
6 習慣を広げる
7 実践PACワークショップ
巻末資料
著者等紹介
中川悠[ナカガワユウ]
株式会社博報堂統合プラニング局/ヒット習慣メーカーズリーダー。大学卒業後、電機メーカーにエンジニアとして入社。携帯電話の設計に携わる。その後広告会社を経て、2008年博報堂入社。ストラテジックプラニング職として、商品開発、ブランド戦略、コミュニケーション立案に携わる。2015年に統合プラニング局のチームリーダーに就任。クリエイティブ・ストラテジストとして、戦略から戦術まで一貫したディレクションを行う。2017年にヒット習慣メーカーズを立ち上げ、顧客の習慣化による事業成長の仕組みづくりを実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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