出版社内容情報
ビジネスのグローバル化に伴い、自社開発にこだわっていた日本企業も企業買収や産学間の連携による開発の外部化、また販売におけるパートナー連携が増えています。そうした企業と企業を「つなぐ」ノウハウを持つのが総合商社です。本書は、新しい時代に向けた取り組みをすすめている総合商社業界を解説します。総合商社のビジネスモデル、7大商社の現状分析、新興国市場での戦略など業界人、就職、転職に役立つ最新情報が満載です。
内容説明
主要商社が目指す事業の創造と戦略を掴む!7大商社のビジネスモデルがわかる!AI、環境、モビリティの流れがわかる!各社の新興国市場での戦略がわかる!「モノ」から「機能」への流れがわかる!商社パーソンの仕事と実際がわかる!
目次
第1章 商社業界の歴史
第2章 商社の基本機能
第3章 7大商社比較
第4章 商社の組織
第5章 商社の人材育成
第6章 商社で働く
第7章 商社を取り巻く環境
第8章 商社のビジネスモデル
第9章 商社業界の課題と将来
巻末資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
45
名前は聞けど実態を理解しっかりできていない総合商社について、まずは動向と全体像が分かりやすく抑えられたと感じています。2021/05/23
ショーン
1
商社に関心のある学生、転職希望の片向けの本ではあるが、歴史から実情、今後の課題まで網羅されており、日本特有の商社がいままでどうビジネスを行い、そしてこれから活路を見いだしていくのかがよく理解できた。ギャップを埋めることが商社の機能であったがこれからは最も広い視点でとらえていくことと、事業経営のプロとしてアドバンテージを提供し続けていけるかである。2021/05/09