出版社内容情報
平成になって日本人は貧乏になり、再び戦争の足音も近づいてきました。誰もが感じているが、言葉にしない不安を反骨のジャーナリスト、斎藤貴男が平成論にからめて論じます!
内容説明
タテマエとしての“平等”さえも破壊された30年―天皇は歯止めを買って出てくれたのか。そしてあるべき“小日本主義”への可能性。
目次
序章 余計なことばかりした、させられた平成の日本
第1章 格差拡大の平成
第2章 1995年
第3章 排除と差別の平成
第4章 9・11
第5章 アメリカの平成
第6章 反知性・反人倫の平成
第7章 3・11
第8章 平成と大日本帝国ごっこ
第9章 平成の次をせめて「夜明け前」にするために
著者等紹介
斎藤貴男[サイトウタカオ]
1958年東京生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
4
読み続けるほどに落ち込んだ気分になるな・・・2019/06/03
ind
1
この30年間にアメリカの属国として確立した過程をその間の出来事を解りやすい文章で評論しています。 著者の人柄が伺えるような気がしました。 著者も述べていますが、この類の本を読んでいると憤りよりも、無力感というかやりきれなさを感じる。 こんなに酷い政権でも一定の支持率を維持するし、その結果選挙では勝ってしまう。 消費税について述べている部分があるのですが、消費税の用途などについてもう少し踏み込んだ論評が欲しかった。 2019/07/07
sekkey
0
平成の30余年の間に起った好ましくない出来事、事件、災害、法律の施行等が網羅されている。不可避の災害はともかくよくもここまで数々の悪法が通り、眉をひそめるような事件が重ねて起こったものだ。突き詰めていえば、アメリカ優先、大企業優先の流れが加速した時代、だった印象。どこかでこの悪い流れ・雰囲気を止めなければ・・・2019/11/24
ジム
0
歴史はどの様に扱うのだろう。2019/04/23
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