手塚治虫文庫全集<br> 鳥人大系

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手塚治虫文庫全集
鳥人大系

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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063738483
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

高度な知能を持った鳥達が人間を駆逐し、地球の支配者になった! だが、地球上の進化の歪みを正すべく生まれた鳥人社会も、決して理想の世界ではなく、やがて人間と同様の歴史を歩み始める。退廃していく鳥人社会の行く末は……!? 「SFマガジン」に連載され、海外からも反響のあった問題作! <手塚治虫漫画全集収録巻数>『鳥人大系』(手塚治虫漫画全集MT94~95『鳥人大系』第1~2巻収録)/『SFファンシーフリー』シリーズ(手塚治虫漫画全集MT80『SFファンシーフリー』収録)/『ドオベルマン』(手塚治虫漫画全集MT80『SFファンシーフリー』収録)/『熟れた星』(手塚治虫漫画全集MT321『大地の顔役バギ』収録) <初出掲載>『鳥人大系』1971年3月号~1975年2月号 SFマガジン連載/『SFファンシーフリー』シリーズSFマガジン掲載 「炎症」1963年5月号/「うしろの正面」1963年4月号/「そこに指が」1963年6月号/「一寸の虫」1963年11月号/「24時間まえの男」1964年3月号/「ゼンソクの男」1963年2月号/「緑の果て」1963年7~9月号/「七日目」 1963年10月号/「ガリバー旅行記」1963年12月号・1964年2月号 /『ドオベルマン』1970年2月号 SFマガジン掲載/『熟れた星』1971年2月号 SFマガジン掲載

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MICK KICHI

75
1971年SFマガジン連載。手塚先生のあとがきによると、ブラッドベリ、シマックの影響で連作長編を書いたとある。自分が「都市」を知ったのは「鳥人大系」からだったかもしれない。人類が銀河系の生物の中で、ある星系の盟主たる価値を有さないという判断で、鳥族に地位を譲り渡すべく、ある操作が行われる事により、人類は没落し、鳥族の勃興へと盟主交代が行われる。しかし盟主となった鳥族もまた...。オムニバス形式の短編の連なりが見事で、寓話的かつ残酷描写がありながらも画風とブラックユーモアが絶妙に効力を発揮している。2020/04/07

ナハチガル

18
子どものころ歯医者で読んだ記憶があって、『火の鳥』かと思ってたらこの作品の第2章だったのだな。たったの7ページだったとは!このエロスとカニバリズムは子ども心に衝撃だったんだな。それ以外では、鳥人間のデザインはなかなかいい(特に殺し屋べグラーとモッズ警部)けど、ヒッチコックの『鳥』とか『猿の惑星』に触発されたような、お話としては分かりやすい寓話や星新一のようなショートショートが多く、それほど感銘は受けなかった。表紙はとてもいい。「飽きがきてやめた」という自作への愛着のなさがなんだか著者らしくてよい。B-。2023/07/09

ホームズ

14
前半の徐々に鳥たちが人間を襲っていく感じが良かったですね~(笑)後半も良かったですが好みとしては前半部分かな~(笑)しかしあとがきに飽きたからやめたって・・・。もう少し続けてくれたら良かったのに・・・。とりあえず『火星年代記』がどこかに埋まってるはずだから掘り起こさないと(笑)2011/12/12

るう

11
久しぶりに読んだけど、世界観がすごい。猿の惑星とか、虫が主役の映画とかの前にこれを作ってるんだとしたらすごい。鳥って、人間と一番かけ離れてる気がするから、なおさらすごいと感じた。食肉類と食虫類と人間の関係がすごく面白かった。2013/05/09

ふろんた2.0

5
★★★★2018/06/04

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