出版社内容情報
女の子は育てやすいといわれるけれど、実際はそんなことはありません! 小学生から高校生までの娘を持つ母親向けに、家庭での接し方や学力の伸ばし方などをやさしく解説します。
内容説明
同性の母娘だからこそ、難しい!「ハグする」「触れる」ボディタッチで娘は落ち着く。過度なダイエットには「かわいいよ」と言い続ける。「パパも叱って」はダメ、叱り役は母親と腹をくくる。服装やメイクは、母親の好みを押しつけない。根拠がなくても「あなたなら大丈夫」と励ます。「うちの親は厳しい、手ごわいぞ」と思わせる…マザーカレッジの教育コーチングのプロが語るいまどきの子育て論。
目次
1章 同性だからこそ、難しい!「女の子」と母親の関係を理解しよう
2章 子育ては家庭がキホン!毎日の生活ルールを身に付けさせる
3章 母親の言い方で変わる!娘の心に響く「叱り方」「ほめ方」
4章 親がこじらせない!学校生活と友達関係をよく観察する
5章 子どもの成績を上げるために!勉強、受験で親がサポートできること
6章 「男の子」を意識する時期!恋愛、デート、性教育はどうする?
7章 未来に向かって羽ばたけ!「自立した大人の女性」になるために
著者等紹介
江藤真規[エトウマキ]
教育コーチングオフィス「サイタコーディネーション」代表、母親のための学びの場「マザーカレッジ」主宰。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、同研究科博士課程に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
正直様々な本を読んだり先輩たちから話を伺っている自分にとっては、どこかで聞いたような…という印象だったんですが、様々なアプローチが紹介されていて表現もわかりやすいので、この本で気持ちが救われる人がいるならいいな、と思いつつ読みました。2019/11/06
まみ
3
思春期女子はなかなか難しい。同性であるが故の母とのぶつかり合い。本書は母にとっての思春期女子トリセツ本。読んで目新しい情報は特になかったな。わかってはいるけれど、それがなかなか出来ないのよね。母娘バトルが懐かしい思い出になるまでにあと何年かかるかしら。2021/11/15
月と星
3
★★★ボディタッチ。「言葉のチャッチボール」はストレス解消に。自分との違いを尊重する。よそはよそ,うちはうち。「かわいい」と言い続ける。キレた娘に怒鳴り返すのはエネルギーの無駄。「Yes,but」。「アイ・メッセージ」。あなたらしいね。先生の悪口には「そう感じるのね」。あなたなら大丈夫。「うちの親は厳しい,手ごわい」と思わせる。お願いができる人。2019/06/11
みさみさ
1
これまた思春期以降の女の子の取り扱いについて。そこまでにどういう関係を作っておけば、的な本が欲しいー2020/03/15
伊室茨
1
思えば私が思春期の時ってきっと母からしたら扱いづらい時期だったのだろうなぁ、と思いながら読破しました。同性であるが故に関係性は複雑になりやすく、かえって男の子よりも育てにくいと感じやすい女の子だけど本の中に繰り返し書かれていた親にとっての子育ての総仕上げである思春期さえ乗り切れば後はお互いの思い出話になると思うと難しいながらもやりがいのある時期なのだと感じ取った。そう言えば最近の子育てって叱り方が分からないっていう人が増えた気がするのは何故だろう?2019/10/14