出版社内容情報
第1章 雲の基本形
第2章 名前のある雲
第3章 奇妙な雲、美しい雲
第4章 身近な大気光学現象
池田圭一[イケダケイイチ]
内容説明
大人も子どもも!ワクワク感とセンス・オブ・ワンダー!奇妙な雲は決して不吉ではない。珍しい雲、虹などの美しい現象を探して楽しもう。“天井世界”を科学する!
目次
第1章 雲の基本形(巻雲(けんうん)
巻積雲(けんせきうん) ほか)
第2章 名前のある雲(吊るし雲(つるしぐも)
レンズ雲(れんずぐも) ほか)
第3章 奇妙な雲、美しい雲(光芒(薄明光線)(こうぼう:はくめいこうせん)
反薄明光線(はんはくめいこうせん) ほか)
第4章 身近な大気光学現象(虹(主虹、副虹)(にじ:しゅこう、ふくこう)
内暈(22度ハロ)(うちがさ/ないうん) ほか)
著者等紹介
池田圭一[イケダケイイチ]
1963年生まれ。パソコン、ネットワーク、デジカメ関連記事の企画・執筆、および天文や生物などの自然科学分野を得意とするフリーランスの編集/ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
78
空を見上げてきれいな雲を見かけるときがある。この本はそんな雲と空をほぼ全部カラーページで分かりやすく解説していた。現代の気象学では空の雲を10種類に分けて観測・研究しているそうだ。雲の出来る高度や形・特徴と雲の出来る仕組み、観察やカメラ撮影のポイントなど。私も空を眺めたり写真に撮ったりするのでとても参考になった一冊。図書館本2017/07/13
へくとぱすかる
64
著者自身による写真が良い。バラエティーある雲に加え、大気中の光学現象が美しい。それぞれに「レア度」がついているが、一度は実見してみたい。「天使のはしご」はよく見かけるが、環天頂・環水平アークは残念ながら見たことがない。地震雲について何度も言及されているところをみると、現代人もさほど迷信や思い込みから自由でなさそうだ。本書で科学的な見方を学びたい。2019/10/17
ガブリエル
6
写真と図と解説からなる雲の図鑑。名称、現れやすい季節・時間帯、レア度、雲の高さに始まり、原理や詳しい解説が添えられている。こんなにも多くの種類の雲が日々空にあることを知る。印象的だったのは、「知ることは不安を好奇心に、恐怖を楽しみに変える」という言葉。大きな地震が来るたびにネットを賑わす地震雲の投稿。だけど、それらの雲はすべて科学的に説明が付き、ちゃんと名前もついているということを知った。それらしい画像を見て勝手に恐怖や不安を募らせるのは雲たちに対して失礼だし、そんな流言飛語に踊らされないようにしなきゃ!2020/02/26
スプリント
6
雲の種類がたくさんあってその詳しい説明が書かれていますがそんなことより掲載されている写真を眺めているだけで癒されます。2017/04/30
火烏
5
店頭でひとめぼれ。見とれてます。でも雲を見ても名前が出ない。巻積雲、巻層雲、高積雲、わからん。まあいいか。美しいから。2017/08/22