出版社内容情報
長橋賢吾[ナガハシケンゴ]
内容説明
スタートアップ企業による変革とは。既存の金融機関に対する影響とは。変わる融資とクラウドファンディング。決済と保険と資産運用はどう変わる。ビットコインとブロックチェーン。日本国内におけるフィンテックの動き。最新テクノロジーによる金融サービスを徹底解説!
目次
第1章 FinTechとは何か?
第2章 FinTechで変わる融資
第3章 FinTechで変わる決済
第4章 FinTechで変わる保険
第5章 FinTechで変わる資産運用
第6章 ビットコインとブロックチェーン
第7章 FinTechを支える技術
第8章 日本のFinTech
著者等紹介
長橋賢吾[ナガハシケンゴ]
フューチャーブリッジパートナーズ株式会社代表取締役。慶應義塾大学環境情報学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修了、2005年東京大学大学院情報理工学研究科修了。博士(情報理工学)。英国ケンブリッジ大学コンピュータ研究所訪問研究員を経て、2006年日興シティグループ証券(現、シティグループ証券)にてITサービス・ソフトウェア担当の証券アナリストとして従事したのち2009年3月、フューチャーブリッジパートナーズ株式会社設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
109
フィンテックに関する最新の本です。いままさに発表になっている最新の情報が多く盛り込まれています。図解とはいうもののほかのシリーズの本に比べると、図などが少なく感じられます。ただ非常に実務的な記述が多く、「フィンテックで変わる融資」「「フィンテックで変わる決済」「フィンテックで変わる保険」「フィンテックで変わる資産運用」「ビットコインとブロックチェーン」というようにその項目だけを読んでも参考になります。2017/01/08
えちぜんや よーた
65
Fintechの中でも決済について興味があったので読んだ。この中で特に興味を覚えたことが2点。ひとつめはトランスファーワイズのサービス。複雑怪奇な国際送金を単純なマッチングサイトに変えてしまう発想力と実行力。異なる通貨間で同等の通貨交換を希望する人を集めて、サービス内で交換を完結させてしまう。送金といえば送金だが、銀行を通して行う送金とは全く違う発想。2つめはFintechを支える技術についてカバーされていること。2017/08/29
nami miyazaki
4
世の中の動きを知りたくて読みました。結果、とても参考になりました。世界は私が想像するより進んでいました。タクシー配車サービスUber、レンディングクラブ、レンディングツリー、SoFi、M-PESA、バイタリティプログラム、ビットコイン、ブロックチェーン、Abra、Ripple等たくさん知る言葉がありました。越境送金やアフリカのケニアの決済システムは、直接私に関わりはありません。しかし、「こんな便利な方法があるのかぁ」と読んでいて面白かったです。これからも本を読んで、世の中を知っていきたいと思います。 2019/03/26
h t
4
投資のロボアドバイザー「THEO」は前からちょっと気になってる。 報酬1%であれやこれやポートフォリオ組んでくれるのは、割安なのか。2017/01/26
iT_SMK
2
☆2 フィンテックについて、融資、決済、保険、資産運用、ビットコインとブロックチェーンと分野に分けて概略を紹介。基本簡単な事例紹介で終わり、そこからの得られる洞察が少なめ。深く知りたい場合は個別の参考文献を参照するといったところか。2020/02/19