内容説明
永遠に色褪せない宝石のような言葉の数々に大人になって忘れていた『大切なこと』に気づかされます。新訳で再発見した、「星の王子さま」が伝えたかった本当のメッセージとは…
目次
見た目ではわからないところにその人の魅力が隠されています
魔法とは、あなたの人生で起こった全ての出来事です
誠実さは人に感動を与える力があります
相手の言葉だけでなくありのままを受けとめることが大切です
数多く持っていることはそんなに大事なことではありません。物もそう、友達もそう
自分のことばかり考えていては幸せになれないのです
絆の大切さを知ることです
大人になっても「心の目」を忘れないことです
今でもずっと大切にしているものをあなたは持っていますか？
たまには、時間の流れに逆らって立ち止まってみましょう〔ほか〕
著者等紹介
福本舞衣子［フクモトマイコ］
父の仕事のため１歳でフランスに渡り、パリで計約１０年間を過ごす。高校時代は、地元フランスの進学校のＬ文系へ進み、フランス文学を学ぶ。日本の大学でもフランス語を専攻（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
布遊
8
「星の王子さまの本を開く度に、違う歳で、違う環境で、違うページに心打たれています」と、福本さんは書いています。わたしが星の王子さまの本に最初であったのは４年ほど前。一番気になるのは「ぼくは、あのバラのためにい～っぱい時間を過ごしたんだ。だから、あのバラがぼくにとって、こんなにも大切な存在になったんだよ。」と言うところ。その部分を福本さんは、「お互いが相手のために使った時間が長ければ長いほど大切な存在になっていきます。」と読み解いています。「せっかくであった人なのだから全力で向き合ってみましょう」とも。。2015/12/16
Ann
1
“星の王子さま”の言葉を、フランス語と訳文と著者・福本さんの解釈で構成されています。「『星の王子さま』の本を開くたび、私は違う歳で、違う環境で、違うページに心打たれる」と福本さんの言うように、子どもの時と大人になってから読んだ『星の王子さま』の印象は違うと感じます。この本を開けば、いつでも“星の王子さま”に会える、宝物のような一冊。2015/12/07
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