• ポイントキャンペーン

「うつ」からの職場復帰のポイント―現役精神科産業医が教える

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798021911
  • NDC分類 498.8
  • Cコード C0047

内容説明

日々、うつ病からの職場復帰をサポートしている精神科産業医が、主治医の選び方から療養の方法、再発予防のポイントまで、豊富な事例をもとに丁寧に解説。

目次

序章 深刻な職場の「うつ」の実態
第1章 「うつ」からの職場復帰を目指して
第2章 第1ステージ 要治療期の過ごし方
第3章 第2ステージ リハビリ期の過ごし方
第4章 第3ステージ 職場環境調整期の過ごし方
第5章 第4ステージ 職場復帰後、再発予防期の過ごし方

著者等紹介

吉野聡[ヨシノサトシ]
筑波大学大学院社会医学系助教。1978年神奈川県生まれ、2007年筑波大学大学院博士課程修了。博士(医学)。産業精神医学と労務管理に関する法律が専門。東京都庁の産業医として休業労働者の職場復帰支援に携わった後、埼玉県の民間病院でうつ病の患者さんの職場復帰支援プログラムを創設。現在、筑波大学附属学校教育局の産業医を務める傍ら、各企業・団体でもメンタルヘルス活動に広く従事する。日本スポーツ精神医学会監事、日本思春期学会幹事

松崎一葉[マツザキイチヨウ]
筑波大学大学院社会医学系教授。1960年茨城県生まれ、1989年筑波大学大学院博士課程修了。医学博士。産業精神医学・宇宙航空精神医学が専門。労働者のストレスに関係した研究成果を広く社会還元するために、労働者のメンタルヘルスから宇宙飛行士の選抜まで、幅広い分野で疾病の発生予防活動に取り組んでいる。日本精神神経学会指導医、日本産業衛生学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くらげ@

3
(☆☆☆☆)再読2014/06/20

Nao

2
身の回りでうつで休職する人が増え図書館で目に入り読んでみた。うつの時期を要治療期、リハビリ期、職場環境調整期、再発防止期、に分類でき、思いっきり休むに徹する。思いっきり休んだら人間動きたくなる。薬物療法も正しくすれば効果ある。私も自分がよくうつ状態になった時に恐れず素直に服薬すればよかったなあ。先生から処方されたけどなんだか怖くて薬局には行けなかった。 あとどんどん口座から社会保険料がひかれていくのがこわくて結局完治してないまま転職しちゃった。 傷病手当って休職後に受け取るしか最良じゃないんだもん。2021/06/24

ぬぐみ

2
職場復帰までの過程を4つのステージに分けて説明をしていて、分かりやすい。患者さんの中には、復帰までの見通しに不安や焦りを抱いて、十分な休養や治療を行っていない状態で無理に職場復帰をして再発してしまったり、症状を悪化させてしまう人も多い。復帰までの道筋やポイントをこの本のようにしっかりと、分かりやすく、丁寧に説明できれば、患者さんの焦る気持ちや不安な気持ちも少しはやわらげることができそうな気がする。とってもためになりました(*^^*)2016/06/17

Makoto Tanaka

1
障害者福祉に関わる以前から、精神疾患として身近な存在だったのが「うつ」。関連会社の社員がうつになるまで心配しながらも見守る事しか出来なかった事もあるし、うつの治療を経て社会復帰された方を自分の部署に採用した事もある。当時はうつ病を「ほんの一時的なもの」と捉えていたが、福祉の世界に身を投じてからは認識を改めさせられた。専門家向けの専門書を読むよりも、当事者側に向けたモノを読みたいと思って巡り会ったのが、この本。支援のヒントを多く知る事ができた。

Miwa_N2

1
うつ罹患者が職場する際のポイントを罹患直後から復職まで時系列に書いています。病院の選び方、復職に向けての日常生活の留意点など丁寧に盛り込まれていて、なおかついろんな世代、職種、世代、タイプ別の事例がふんだんに入っているので今休職している人たちがすぐに手にとって役立つ良書です。しかし、うつ関係の実用書は数あれど「うつを出さない職場にするためには」という本は少ないように思います。一番大事なポイントなんですが、、2012/06/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/143945
  • ご注意事項

最近チェックした商品