内容説明
『AIR』『CLANNAD』の涼元悠一が披露するシナリオの技。読み手の『泣きスイッチ』をオンにするには?ストーリーに引き込む選択肢の作り方とは?プロとして恥ずかしくないスクリプトとは?『ノベルゲーム』と『ライトノベル』の一線で活躍する著者が放つノウハウの集大成。
目次
シナリオライターの仕事
道具が先か、アイディアが先か
キャラ設定とネーミング
世界観と舞台、企画書
シナリオライティング基本の基本
シナリオ戦術1/地書きを制する者は…
シナリオ戦術2/セリフとドキュメント
シナリオ戦術3/構成と伏線
選択肢の入れ方、生かし方
スクリプトとプログラミング技術
演出、立ち絵
声録り
デバッグ、そして作品を世に問う
著者等紹介
涼元悠一[スズモトユウイチ]
1969年静岡県清水市に生まれる。1987年静岡県立清水東高等学校卒業。1991年「我が青春の北西壁」で第16回集英社コバルトノベル大賞入選。1998年「青猫の町」で第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。2000年株式会社ビジュアルアーツ入社。2005年株式会社ビジュアルアーツ退社。2006年株式会社アクアプラス入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たらお(専門書用アカウント)
1
ノベルゲームのノウハウが詰まった良書。
Lian
1
良書。ゲームのシナリオと小説の違いは何となくわかっていたつもりだったが、明文化されることで更にはっきりとした。その他にもノベルゲームの作られ方に関する内情のようなものが書かれているので、作るつもりがない人でも、ノベルゲームに対する理解を深めるには有用。2011/01/08
かとう あき
0
シナリオの書き方について書かれているが、シナリオの作り方についてはあまり書かれていないので注意したほうがいいかもしれない。ノベルゲームの利点というか強みをしっかり生かそうという筆者の意思が感じられた。2014/10/29
ゴルヴァチョフ書記長
0
涼元さんが関わった『AIR』を買って実際にプレイしつつ、並行して本書を熟読。大変分かりやすい解説。 特に選択肢関係は為になった。ただ表紙とか挿し絵の絵がギャル風味なので、公の場で読むのは恥ずかしかったかな(´д`;) 2013/12/18
深雪ましろ
0
一通りのADVゲームの制作プロセスを段階ごとに沿って書いてあり、とてもわかりやすかったです。 特に、発注の方法と陥りやすいミスがとても勉強になりました。2013/08/31