内容説明
萩原朔太郎賞受賞著者による俳句鑑賞と解説！通算３５０万ヒットを誇る人気サイトの厳選秀句集。
目次
春の句（小宮山政子―立春の卵立ちたる夫婦かな；八木忠栄―橋わたりきつてをんなが吐く椿 ほか）
夏の句（原田暹―頭より軽きボールや夏始まる；竹下しづの女―苺ジャム男子はこれを食ふ可らず ほか）
秋の句（佐野幸子―新刊の机上に匂ひ秋立てり；吉村明―キャラメルの赤き帯封原爆忌 ほか）
冬の句（荒谷利夫―立冬の病みて眩しきものばかり；福田甲子雄―子供らの名を呼びたがふ七五三祝 ほか）
著者等紹介
清水哲男［シミズテツオ］
１９３８（昭和１３）年東京生まれ。京都大学文学部哲学科卒。在学中に詩集「喝采」を出版。以後、「水甕座の水」（第２５回Ｈ氏賞）、「スピーチバルーン」、「東京」（第１回詩歌文学館賞受賞）などを発表。１９９４年「夕陽に赤い帆」で第２回萩原朔太郎賞、土井晩翠賞を受賞。ＦＭラジオ放送・朝の番組でディスクジョッキーも長く務めた。１９９６年７月からホームページ「増殖する俳句歳時記」を開設。毎日一句ずつ掲載、２００６年８月現在では３５００句を超した。通算１５０万ヒットを超える人気サイトを構築。東京・三鷹市在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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