内容説明
この本は、Subversionというバックアップのためのソフトについて説明したものです。Windowsの上で動きます。他の環境でも使えますが、入門書ということで、Windowsの上で動かす場合についていちばん詳しく書きました。全体の構成としては、第1章に、大まかな導入めいたことを書き、続く第2章と第3章で、Windowsで使う時の話しを詳しく書きました。第4章ではLinuxで使うときの話し、第5章は、サーバマシンの設定についてほんの少し。第6章には、それまでの章で書ききれなかったその他もろもろの話しに触れ、最後の第7章では、これからの展望みたいなことを書きました。
目次
1 Subversionとは何か
2 ひとりで使うときの話し
3 みんなで使うときの話し
4 Linuxならどうよ
5 サーバの設定
6 その他いろいろ
7 ゆくえ
Appendix A TortoiseSVNのインストール
Appendix B サンプルHTMLファイル
Appendix C unidiff形式
Appendix D CVSな人のためのSubversion講座
Appendix E サンプルツリーの発展の様子
Appendix F INSTALLファイル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりけい
2
WindowsでTortoiseSVNを使ったバージョン管理を学べる初めて使う人向けの内容。とても丁寧な記述となっている。6年前に購入し、実際に手を動かしながら学んだ。SVNのブランチが感覚的にあわなくて、結局gitが一番しっくりきて落ち着いた。2020/04/17
pragma
2
以前から、良いバックアップツールは無いものか? と探していたのですが、やっと見つけることができました。 それがSubversionです。 プログラマにとってはソースのバージョン管理は今や必須ですが、 プログラマ以外でもドキュメントの管理と、 あらゆるファイルについての管理ができて便利です。 Subversionはフリーソフトなので気軽に使えるのですが、 実際にどのように使えばいいのかがピンとこなかったのでした。 本書ではSubversionのインストールから設定、 そして運用方法を順を追って解説してあ2007/02/05
よこ
0
前提の知識がなくても読めるようによく考えられている。初心者がSubversionの概念を理解するには、この本を通して読むのが手っ取り早いと思う。この本のおかげで次のステップに進むことができた。
なお
0
入門として読みやすく分かりやすい。基本的な使い方や運用方法の参考になる。2012/05/16
ひらりん
0
TortoiseSVNを使い方がわかりやすく書かれていて良かった。一度借りて読んだ本だが、手元に欲しくなって購入。[購]2011/02/28