インターナショナル新書<br> 天気予報はなぜ当たるようになったのか

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天気予報はなぜ当たるようになったのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681581
  • NDC分類 451.28
  • Cコード C0240

出版社内容情報

私たちの生活に欠かせない「天気予報」はどのように作られているのか?
気象の予測技術開発、国際協力業務、「線状降水帯」の情報発表などに取り組んできた
元気象庁長官の著者が、その舞台裏をわかりやすく解説する!

身近だけれど、実は知らないことだらけの「天気予報」のしくみがわかる!
2025年は、日本の気象業務のはじまりから150年の節目の年!

【内容紹介】
○「天気予報」の精度は上がり続けている! そのワケは?
○「降水短時間予報」は、ふたつのいいとこ取りの技術を使っている
○正しく知る「警戒レベル」と「防災気象情報」の意味
○手ごわい「線状降水帯」。予測の切り札は次の「ひまわり」
○「天気に国境はない」。気象データは無料・無制約で国際交換
○地球温暖化は本当かフェイクかと論じている場合ではない
○「AI予報」で天気予報はどうなる?
など

──「はじめに」より(一部再編集して抜粋)

学生時代、たまたま気象のことに関心を持ち、いろいろ本を読んだりしていたところ、天気予報のために、世界各国の気象機関が、毎日決められた時間に観測気球を一斉に上げているということを知りました。
グローバル化が進むずっと前から、世界各国の気象機関の人たちは、皆で示し合わせて、温度計や気圧計をぶらさげた気球を、一斉に空に放って観測を行い、直ちにそのデータを皆で交換し合っていたのです。ほかの人にとっては、どうでもいいことかもしれませんが、私はこのことに妙に感激してしまったのです。(中略)
この本では、気象や気象学そのものというよりも、よりよい予報を出すための工夫、発表する情報に込める思い、天気予報に欠かせない国際協力など、いわば天気予報の舞台裏を紹介したいと考えています。
そうした舞台裏を覗いた読者のみなさんが、気象情報を今までよりも少しだけぬくもりのあるメッセージとして受け取ってくださるようになればとても幸せです。

【著者プロフィール】
長谷川直之(はせがわ・なおゆき)
元気象庁長官。一般財団法人気象業務支援センター理事長。1960年、東京都生まれ。武蔵高等学校を経て、1983年、東京大学理学部地球物理学科を卒業。同年、気象庁入庁。2020年10月、気象庁の組織改編に伴い新設された「気象防災監」に就任。2021年1月、第27代気象庁長官に就任し、2023年1月まで務める。

内容説明

私たちの生活に欠かせない「天気予報」はどのように作られているのか?気象の予測技術開発、国際協力業務、「線状降水帯」の情報発表に取り組んできた元気象庁長官の著者が、その舞台裏をわかりやすく解説する。予報の精度が上がっている理由は?防災気象情報に込めた思いとは?「AI予報」で気象庁はどうなる?身近だけれど、実は知らないことだらけの「天気予報」のしくみがわかる!

目次

第1章 天気予報はなぜ当たるのか
第2章 気象情報で命を守れ
第3章 防災気象情報の舞台裏
第4章 線状降水帯予測への挑戦
第5章 地球温暖化をどう伝えるのか
第6章 天気に国境はない
第7章 気象データは誰のものか
第8章 これからの天気予報

著者等紹介

長谷川直之[ハセガワナオユキ]
元気象庁長官。一般財団法人気象業務支援センター理事長。1960年、東京都生まれ。武蔵高等学校を経て、1983年、東京大学理学部地球物理学科を卒業。同年、気象庁入庁。2020年10月、気象庁の組織改編に伴い新設された「気象防災監」に就任。2021年1月、第二七代気象庁長官に就任し、2023年1月まで務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

88
タイトルから、三次元シミュレーション技術の進化などを知りたいと思ったが、物理的・数学的な記述はなく、そこは期待外れ。現在の2kmメッシュでは積乱雲の予測が難しいことや、「空振り率」「見逃し率」と戦いながら奮闘する予報官の苦労がよくわかった。また、気象データは各国間で無償・無制限で交換という原則を理解する(ウクライナとロシア間でも機能してるのだろうか?)。気象業務の商業化、AI予報(日常の天気予報はそれでいいという著者の考え)など、今日的な課題も納得。気象庁長官まで務められた著者の経験や思いが綴られている。2025/07/16

よっち

29
生活に欠かせない天気予報はどのように作られているのか?元気象庁長官が舞台裏をわかりやすく解説する1冊。気象の予測技術開発、国際協力業務、線状降水帯の情報発表などに取り組んできた著者が、いかに気象予測の精度を上げていったのか、防災気象情報の重要性、実際にあった防災場情報の舞台裏、線状降水帯予測への挑戦、地球温暖化と最近の気温上昇の関係、世界のデータを使う気象情報、天気予報の自由化が進む中でこれからどうなるのかを語っていて、積み重ねてきたデータを元に精度を高めるための試行錯誤が伺えてなかなか興味深かったです。2025/07/03

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/55dc987e-128a-470b-a8e3-9d5994b7833e 2025/07/06

Kb54081271Kb

0
タイトル見てハッとしたけど、確かに天気予報って当たるようになったよね。天気予報の精度を上げていくための試みの歴史を紐解いていく新書。観測ポイントを増やしていくその地道な試みが、牧歌的で印象深い。2025/07/13

はな

0
天気に興味を持ち始め、少し理解できる言葉ができ始めたくらいだけど、興味深いことや、さらに丁寧に理解しようとしたときに助けになりそうな内容、もちろんまだまだ理解できない部分も。災害による被害も頻繁になり、理解して行動を判断するうえで必要な知識もわかりやすく記載がある。 顔の見える関係 知る、話する、信頼関係の構築あたりも考えさせられた。 空振りと見逃しの関係の調査と、予測検証と結果の説明、気象には大事なことだとわかったけれど、ほかの仕事にも言えるのかな。2025/06/21

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