インターナショナル新書<br> 未来を語る人

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インターナショナル新書
未来を語る人

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681277
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0230

出版社内容情報

これからの世界はどうなる?
地球温暖化、パンデミック、国際紛争、格差拡大……。
世界を次々と覆う難題を、従来の資本主義は解決できるのか。
人類の未来を救うのは、資本主義の大変革か、新たなコミュニズムか。
世界の知性の頂点に立つジャレド・ダイアモンドをはじめ、
ブランコ・ミラノヴィッチ、ミノーシュ・シャフィク、ジェイソン・W・ムーアなど、
いま、世界で最も注目されている学者8人に、
資本主義の行方、世界の在り方、日本の進路について訊いた。

◆ 「いま人類が直面する、最大の危機」 ジャレド・ダイアモンド
危機への対応はフィンランドに見習うべき/アメリカ国内の二極化で、民主主義は崩壊するかもしれない/理想の例は、日本の明治維新

◆ 「二つの資本主義が世界を覆う」 ブランコ・ミラノヴィッチ
不平等を永続化させないために/「釣り合った結婚」が、不平等を拡大している?/アメリカと中国が向かう先

◆ 「世界中の人をドーナツの中に入れる」 ケイト・レイワース
自然科学が経済学に投げかけた課題/エネルギーを経済的思考の中心に据える/ティッピングポイントから離れる

◆ 「倫理と経済、どちらが先か?」 トーマス・セドラチェク
パンデミックによって、地球は新しい文明の段階に進んだ/ジョン・レノンの理想と、経済学者のアイデア/豊かな日本人が、なぜこんなに働くのか?

◆ 「資本主義を再構築する」 レベッカ・ヘンダーソン
「金融の回路を見直す」とは?/パンデミックが残した傷跡、パンデミックから得た教訓

◆ 「社会契約をつくり直す」 ミノーシュ・シャフィク
日本が悲惨な未来を迎えないためにやるべきこと/公平な社会をつくるのに、有効な税金とは?/社会を刷新するタイミングが訪れる/未来の世代の声を訊くシステム

◆ 「資本主義は『脱物質化』する」 アンドリュー・マカフィー
「脱物質化」とは?/テクノロジーの進歩は、加速していく/人類が豊かになるための、四つの要素

◆ 「生命の網のなかの資本主義」 ジェイソン・W・ムーア
なぜ今、マルクスに回帰するのか?/資本主義と農業の密接な関係/問題は「安価なゴミの終わり」

大野和基(インタビュー・編)
1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒。1979年~97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとして活動を開始。国際情勢から医療問題、経済まで幅広い分野の取材・執筆を行う。著者に『英語の品格』(ロシェル・カップ氏との共著)『私の半分はどこから来たのか』、編著書に『知の最先端』『未来を読む』『コロナ後の世界』など多数。

内容説明

これから世界はどうなる?地球温暖化、パンデミック、国際紛争、そして格差拡大…。世界を次々と覆う難題を、従来の資本主義は解決できるのか。人類の未来を救うのは、資本主義の大改革か、新たなコミュニズムか。世界の知性の頂点に立つジャレド・ダイアモンドをはじめ、ブランコ・ミラノヴィッチ、ミノーシュ・シャフィク、ジェイソン・W・ムーアなど、いま、世界で最も注目される学者8人に、資本主義のゆくえ、世界の在り方、日本の進路について訊いた。

目次

第1章 ジャレド・ダイアモンド「いま人類が直面する、最大の危機」
第2章 ブランコ・ミラノヴィッチ「二つの資本主義が世界を覆う」
第3章 ケイト・レイワース「世界中の人をドーナツの中に入れる」
第4章 トーマス・セドラチェク「倫理と経済、どちらが先か?」
第5章 レベッカ・ヘンダーソン「資本主義を再構築する」
第6章 ミノーシュ・シャフィク「社会契約をつくり直す」
第7章 アンドリュー・マカフィー「資本主義は『脱物質化』する」
第8章 ジェイソン・W・ムーア「生命の網のなかの資本主義」

著者等紹介

大野和基[オオノカズモト]
ジャーナリスト。1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒業。1979年~1997年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとして活動を開始。国際情勢から医療問題、経済まで幅広い分野の取材・執筆を行う。帰国後もアメリカと日本を行き来して活動

ダイアモンド,ジャレド[ダイアモンド,ジャレド] [Diamond,Jared]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授。著書『銃・病原菌・鉄』でピュリツァー賞を受賞

ミラノヴィッチ,ブランコ[ミラノヴィッチ,ブランコ] [Milanovic,Branko]
ルクセンブルク所得研究センター上級研究員

レイワース,ケイト[レイワース,ケイト] [Raworth,Kate]
オックスフォード大学環境変動研究所上級客員研究員。『ドーナツ経済』はSDGsの考え方の基となった

セドラチェク,トーマス[セドラチェク,トーマス] [Sedlacek,Tomas]
チェコの経済学者。大学在学中のときに、ハヴェル大統領の経済アドバイザーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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特盛

22
評価3.5/5。コロナど真ん中に、資本主義に対してモノ申す系の知識人を集めて未来の展望を収集する。もうコロナが遠くなったなという反動と、とはいえ論点は変わらないなとの感想。資本主義批判の文脈でも立場は様々だ。楽観論もあれば悲観論もあるし、気候変動、金権政治、社会契約、脱成長と射程の範囲も様々。OS的存在をアプリケーションレイヤーで変えようとしても、どうももどかしい気がするのと似ている印象。ブランコ・ミラノヴィッチの「二つの資本主義」、ジェイソン・ムーアの「生命の網のなかの資本主義」は読んでみたいと思った。2024/05/07

冬鹿

8
単純に今の経済システムのまま進めて良いと多くの人が思ってない。経済成長と環境問題の兼ね合いもある。ただ、色んな問題をシステムのせいにするのは違うように思う。各個人の思想の問題だ。文化をどのように変化させるか、教育が大切なのかなと感じた。2023/09/07

Cana.t.kazu

4
 世界の賢人の語るトレンドは,資本主義とマルクス。 そしてSDG´s。2024/07/01

takao

3
ふむ2024/05/20

ダージリン

3
多くの論客へのインタビュー。過剰な格差の解消、公正さ、持続可能性などがやはり重要であるとの思いを新たにする。どうしてもインタビューでは深みに欠ける部分はあるが、問題意識がどこにあるのかという点は垣間見ることができる。語り手たちの著作を読んでみようと思う。2023/12/31

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