出版社内容情報
『水族館飼育員のキッカイな日常』の著者、なんかの菌氏が贈る!
水族館を味わいつくす、水族館愛120%の4コマコミックエッセイ!
何もいないように見える水槽、餌やりをめぐる飼育員と生きものの攻防、海獣ライブのカッコいいサイン出し、建物の裏に見える極太の配管――。
水族館の、ともすれば見過ごしてしまうようなところも、その裏側を知ったら足を止めずにはいられない!
本書では、海水エリア、淡水エリア、海獣エリア、バックヤードと、実際の水族館を歩いていくように、思いもしないような見どころや裏側エピソードを紹介。気分はまるで水族館探検だ。
一生懸命生きている生きものたちも、愛と情熱をほとばしらせ奮闘する飼育員や職員たちも、水族館を成立させる水槽や配管たちも、この本を読み終えたら、すべてが愛おしくてたまらなくなる。
ようこそ、水槽の奥のディープな世界へ!
◎カバー裏に架空の水族館 「ただならぬ水族館」のパンフレットあり!
【本書の内容】
1 海の中へようこそ
2 魅惑の淡水世界
3 海獣のくらし
4 STAFF ONLYの向こう側
【著者略歴】
なんかの菌(なんかのきん)
1983年、長野県に生まれる。神戸大学大学院にて美術史学を専攻。水族館の採用試験で物好きな館長に採用され、海水魚の飼育員を経て社会教育を担当する。現在は生きものを中心としたイラスト制作などを請け負っている。著書に『水族館飼育員のキッカイな日常』(さくら舎)がある。『イップ・マン』のドニー・イェンに憧れているので木人椿が欲しい。
X→@washoking
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チャーリブ
26
元水族館職員である著者が水族館飼育員の知られざる働きぶりをユーモラスな4コマ漫画と(まじめな)解説で教えてくれる。生きものが好きでないとけっこうしんどい仕事かもしれないと思った(私にはムリ)。最近よく水族館に行くのだが、潜水して掃除をしている人はよく見かける。この本によると浮かないし沈まない状態(中性浮力)を保つのが難しいらしい。今度水族館に行ったら(シンパシーの念波を送って)苦労をねぎらいたい。2025/10/31
りらこ
22
水族館行くと、たくさんの疑問が浮かびませんか水圧でこの水槽割れない?とかどうしてこんなに水が綺麗?とかサメ、他の魚食べない⁉️とか。常日頃抱く疑問に答えてくれて4コマ漫画がオチ付きで面白かったです。水族館が閉館になったりもしてるらしい。この本読んだらどこかの水族館に行きたい!ってなります。水族館のショップのグッズも楽しいですよね。飼育員の方達にも人気なんですね。2025/09/08
クラミ♬
21
水族館は大好きだけど運営するのは大変な苦労があり、生き物好きのスタッフに支えられているのだな〰️と思い知る。4コマ漫画の最後のツッコミがいつも秀逸⭐︎2025/08/29
みゆき
18
前作は未読だが、本作だけ読んでも問題なく楽しめた。私が一番心惹かれた言葉は「水族館の主役はすべての生きものである」だ。イルカやペンギンだけでなく、どの生き物にも平等に愛情を持ってお世話をする飼育員の姿が素晴らしい。普段見られない水族館の裏側を知ると同時に、仕事への熱い矜持が伝わってきて、こちらも胸アツ。四コマ漫画もユーモラスでシュールな絵も良かった。2025/11/03
アカツキ
12
元水族館職員による水族館の裏側を紹介したコミックエッセイ2作目。豆知識があちこちにさらっと書かれていて楽しい。フグやカワハギは多く水槽にいれるとイキってサメやエイにちょっかいを出すらしい。魚もイキることあるのか。ムカデイカに笑ったけど、元ネタの映画を思い出してうう〜ん…となる。2025/08/09
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