わたしたち、体育会系LGBTQです―9人のアスリートが告白する「恋」と「勝負」と「生きづらさ」

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わたしたち、体育会系LGBTQです―9人のアスリートが告白する「恋」と「勝負」と「生きづらさ」

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797674491
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「カミングアウトは自殺と同じ」とゲイの陸上選手は語った――。
「男らしさ」が美徳とされる日本のスポーツ界=体育会。
そこで「性」に悩みながら戦うLGBTQアスリートたちの実話。

LGBTQという言葉は世間に広まったけれど、
スポーツ界はずっとマッチョで、根性を見せることが「男らしい」といわれる。
そんな「体育会」で性的マイノリティはカミングアウトせずに辛抱・我慢?
それぞれの「性」は競技の強さに影響?
恋愛事情、家族・友達との人間関係はどうなっている?
アスリートの実体験から、「男らしさ」の呪いが解けない日本の姿が見える。

入門書やヘイト本では読めないトランスジェンダーの本音も!

\「男らしさ」に悩まされるLGBTQアスリートたちの実話/
●「カミングアウトは自殺と同じ」と語った地方育ちの陸上部男子の恋愛
●女子野球選手は「性別適合手術」のために引退を決断した
●チームワークを乱さないようにゲイであることを隠したサッカー部男子
●男子フィギュアスケーターが男女ペアのアイスダンスに大苦戦
●女子剣道部の道場で「女らしさ」から逃れられたレズビアン
●元野球少年のトランスジェンダーが女子プロレスレスラーに完敗

【目次】
第1話 「かなわぬ恋」をかけぬけて
第2話 ワン・フォー・オールの鎖
第3話 氷上を舞う「美しき男」の芸術
第4話 闘争心で「見世物」を超える
第5話 「女らしさ」からの逃避道場
第6話 あいまいな「メンズ」の選択
第7話 「大切な仲間」についたウソ
第8話 自覚しても「告白」できない
第9話 強くて、かわいい女になりたい
〈対談〉田澤健一郎×岡田桂 LGBTQとスポーツの未来を探して

【著者略歴】
田澤健一郎(たざわ・けんいちろう)
編集者・ライター。1975年、山形県生まれ。鶴商学園(現・鶴岡東)高校で三塁コーチやブルペン捕手を務めた元球児。出版社勤務を経てフリーランスに。野球をはじめスポーツの分野を中心に活動。著書に『あと一歩! 逃し続けた甲子園』『104度目の正直 甲子園優勝旗はいかにして白河の関を越えたか』(共にKADOKAWA)、共著に『永遠の一球 甲子園優勝投手のその後』(河出書房新社)、『甲子園 歴史を変えた9試合』(小学館)。

岡田桂(おかだ・けい)
立命館大学産業社会学部教授。1972年、東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科中退。専門はスポーツ社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究。共著に『スポーツとLGBTQ+ シスジェンダー男性優位文化の周縁』(晃洋書房)、『ポストヒューマン・スタディーズへの招待』(堀之内出版)、『スポーツの近現代 その診断と批判』(ナカニシヤ出版)。

内容説明

LGBTQという言葉は世間に広まったけれど、日本のスポーツ界は相変わらずマッチョで、根性を見せて戦うことが「男らしい」といわれる。そんな「体育会」で、性的マイノリティの選手は自分の「性」を隠して辛抱・我慢している?陸上部監督との「かなわぬ恋」に泣いた男子スプリンター、チームワークのためにゲイだと言えなかったサッカー部員、剣道部の道場で「女らしさ」から逃避できたレズビアン、女子プロレスラーに完敗した元球児のトランスジェンダー…。9人のアスリートが語った実体験から、「男らしさ」の呪いが解けない日本の姿が見えてくる。

目次

第1話 「かなわぬ恋」を駆け抜けて
第2話 ワン・フォー・オールの鎖
第3話 氷上を舞う「美しき男」の芸術
第4話 闘争心で「見世物」を超える
第5話 「女らしさ」からの逃避道場
第6話 あいまいな「メンズ」の選択
第7話 「大切な仲間」についたウソ
第8話 自覚しても「告白」できない
第9話 強くて、かわいい女になりたい
対談 田澤健一郎×岡田桂―LGBTQとスポーツの未来を探して

著者等紹介

田澤健一郎[タザワケンイチロウ]
編集者・ライター。1975年、山形県生まれ。鶴商学園(現・鶴岡東)高校で三塁コーチやブルペン捕手を務めた元球児。出版社勤務を経てフリーランスに。野球をはじめスポーツの分野を中心に活動

岡田桂[オカダケイ]
立命館大学産業社会学部教授。1972年、東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科中退。専門はスポーツ社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nonpono

31
興味深い、テーマに真摯な本でした。わたし、女子中学、高校出身で、トイレに2人で入る女子とか先輩に憧れて手紙書いたり、先輩からジャージもらう女子を見てきました。こう多様性が認められる時代になると、わたし自身も?になってきます。異性と恋愛経験はありますがもう四十路を越えると、旅や趣味のプロレス観戦などは女友達と行く方が、例えば彼氏より楽かもしれないと思います。だからといって、女の子に恋をすることはない。あくまでも、友達という距離感が好きなんですね。多様に区別されていく性ですが、グレーゾーンはある気がしました。2024/09/28

katoyann

20
スポーツライターがセクシュアル・マイノリティのスポーツ経験者にインタビューを行い、その内容をまとめた本。日本の男子の体育会系の部活では、ホモソーシャルで男性中心主義的な雰囲気が色濃いため、同性に惹かれる男性が肩身の狭い思いをすることになるという。ただ、体育会系の部活で活躍する男子は、女子にモテるため、ノンケのフリをして女性と交際することができる分、なかなか自分の欲求に気づくことができないというのは、初めて知った。女子の部活では、メンズという文化があり、トランスボーイが過ごしやすいらしい。面白かった。2024/11/23

むつこ

20
世の中「多様性」というジェンダー平等が大きく取り沙汰れているので手に取る。「男のくせに」や「女らしく」という気持ちを持たないようにしているけど、この本を読んでいるとあまりにもカタカナ言葉が多くて昔の言い方のほうが理解しやすかったな。でも当人にしたら「もっとわかって!」と訴えているのだろうし、こういう声を知ることによって多様性という偏見が薄らぐのだろう。次回のオリンピックではどういう世の中になっているのかな。2024/09/24

しゅんぺい(笑)

3
スポーツってものが、もともと戦争への身体づくりとして始まったとか、どうしても男性性を宿命づけられてるものやねんなっていうのが新鮮で興味深かった。2024/10/18

skr-shower

3
世の中で一番嫌いな「男として(酔っている)自分が尊い」奴が溢れている体育会系。勘弁してもらいたい世界で、LGBTQをカミングアウトなんて恐怖しかない気がする。ジェンダーが多様であるのは事実なんだが、振り回されているだけで疲れちゃう人も多いのが事実。競技の上で性別の区分は難しいでしょうね。2024/10/14

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