「死」を考える

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797674477
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0030

出版社内容情報

孤独死、絶望死、病死、自死、他殺……

なぜ人は、年を取るごとに「死への恐怖」が高まっていくのか。

人は必ず死ぬ。だからこそ、人は「どう生きるべきか」を、みな考えている。

死から考える「人生の価値」、不死が人を幸せにしない理由、日本と諸外国との死生観の違い……医学・哲学・倫理・葬儀・墓・遺品整理・芸術・生物学・霊柩車・死刑制度などの専門家に、死への「正しい接し方」を聞く。

第1章 死を哲学する
養老孟司、香川知晶、鵜飼秀徳、内澤旬子、宮崎 学、永田憲史

第2章 死の科学
小林武彦、石 弘之、岩瀬博太郎、今泉忠明

第3章 死の文化的考察
小池寿子、中村圭志、井出 明、山本聡美、坂上和弘、安村敏信、安田 登

第4章 死と儀礼と
山田慎也、長江曜子、小谷みどり、町田 忍

第5章 身近な人を葬る――死の考現学
小笠原文雄、古田雄介、木村利惠、坂口幸弘、横尾将臣、田中幸子、武田 至

内容説明

孤独死、絶望死、病死、事故死、自死、他殺…。死を恐れる感情はどこから来るのか。死から考える「人生の価値」、不死が人を幸せにしない理由、日本と諸外国との死生観の違い…。医学・哲学・倫理・葬儀・墓・遺品整理・芸術・生物学・霊柩車・死刑制度などの専門家に、死への「正しい接し方」を聞く。

目次

第1章 死を哲学する(養老孟司「ヨーロッパの墓を巡って思うこと」;香川知晶「命をめぐる倫理的問題」 ほか)
第2章 死の科学(小林武彦「生物の死と老い」;石弘之「アフリカの感染症と死」 ほか)
第3章 死の文化的考察(小池寿子「『死の舞踏』を見る」;中村圭志「『死後の世界』の古今東西」 ほか)
第4章 死と儀礼と(山田慎也「日本における葬儀の歴史」;長江曜子「世界のお墓文化」 ほか)
第5章 身近な人を葬る―死の考現学(小笠原文雄「在宅看取りの実際」;古田雄介「デジタル遺品を考える」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

haruka

24
専門家たちが哲学・科学などあらゆる視点から「死」を考える。解剖や屠殺の具体的描写もあって、途中ちょっと躊躇したけど、読み終えてみると不思議とあたたかい感情を獲得していた。死って暗いものとしてタブー死さたり、最近ますます私たちの暮らしの裏に隠されてしまっている。でも生と死は本来とても近い、自然なものなんだと思えたから。短い人生を終えたら元に戻る。/そのほか中絶・死刑制度・ペットの死・アフリカの感染症・自死の話など。個人的には、法医解剖の問題提起と、遺族の方が立ち上げた藍の会の成り立ちの話が印象的だった。2024/07/16

みさどん

18
死について易しく書かれた28もの論文。屠畜、人の死にざま、死刑制度、動物の死の捉え方、死後解剖、デジタル遺品などなど。扱うテーマがものすごく広くてどれもが新鮮。死を学ぶと自分の死や病気、霊魂などが少しは怖くなくなりそう。全く違う切り口で読書が途中休憩してしまうので、時間をかけすぎた本になった。2025/03/24

16
28名の専門家が霊柩車から死刑制度、哲学、倫理、ペストにまつわる死の舞踏、九相図にミイラと死に纏わるテーマで語る本。どこから読んでも面白い。死刑制度が絞首刑のみなのはかわいそうってやつ、アメリカの医療ドラマで薬物殺害だけど生き返っちゃったから治療してもう一度を見たことあるので、絞首刑のみの問題ではない気がする。最近地味になってきた霊柩車の区分は貨物輸送。死体は貨物。2024/09/08

にゃん

12
題名通り、様々な方面から「死を考える」書籍。動物の死に様から人間の死に様、こちらは緩和ケア在宅ホスピスから孤独死まで多岐にわたり、そのほか、死の科学や絵画、遺体解剖までとにかく色々とバラエティに富んだ内容で、私は特に動物の死に様、死刑制度などが興味深かったです。そして「なんとめでたい御臨終」の著者である在宅ケアクリニック院長をされている小笠原先生のお話を読み、是非とも在宅ホスピス緩和ケアを利用したいと強く思いました。2024/09/01

coldsurgeon

11
死というものに関わる、様々な分野の知識人・専門家によるエッセイ。いのちについて、死について気負うことはなく、自由に語れるようにすることは、いかに生きるかということを考える上でも大切なことだ。死から考える人生の価値、文化による死生観の違い、死を恐れる感情はどこから生まれるのか、など。「死」という漢字には、中国読みである音しかなく、日本語読みの訓がない。日本語動詞となると、「死す」となるが、日本語にはもともと「しぬ」という言葉があり、太安万侶が語りを文字化した際に「死ぬ」という言葉を当てたかもしれない、と。2024/09/14

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