内容説明
「“流れる”(Fluide)という言葉が大好き。とどまらず、自由に生きていきたい。」ロングインタビューで初めて語られたパリへの思い、仕事への覚悟、日々の暮らしの慈しみ方。ダイナミックさと繊細さの同居する島田順子ならではのチャーミングな生き様を紹介。
目次
01 人をもてなす
02 心を贈る
03 人生を語る―過去・現在・未来
04 日々を楽しむ
著者等紹介
島田順子[シマダジュンコ]
1941年千葉県館山生まれ。杉野学園ドレスメーカー女学院デザイナー科卒業。’66年渡仏。’70年デザイナー集団「マフィア」入社。’75年「キャシャレル」に入社後、チーフデザイナーとして活躍。’81年パリに「JUNKO SHIMADA DESIGN STUDIO」設立。初コレクション「JUNKO SHIMADA」をパリで発表。東京コレクションでは「49AV.JUNKO SHIMADA」を発表。’86年東京に「JUNKO SHIMADA INTERNATIONAL」設立。’96年日本ファッションエディターズクラブデザイナー賞(FEC賞)を受章。2012年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ授与。2019年11月館山市名誉市民賞受賞予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Melody_Nelson
4
いつも素敵な島田順子さん。こういう風に年をとれたら良いなーと思う。決して「整った美人」じゃないけれど、愛嬌があって可愛い!白髪もオシャレ!彼女のこれまでの人生を読むと、「勢い」と「運」が目立つけど、「気配り」もあるんだろうな。ライフスタイルは、あまりにセレブすぎて参考にならないけれど、ファッションは興味あるので、もっとカラー写真を増やしてほしかった…。2019/10/30
mach55
3
決して奇抜ではなく、カッコよく歳を重ねた女性。憧れです。一緒に暮らしたお祖母様の影響が大きかったとのこと。 パリで何十年も認められるそのセンスは、日常生活のスナップ写真でも圧巻の色彩の美しさ。なのに、何ページかめくると、まさかのモノクロ写真のオンパレード。予算の都合があるのでしょうが、せっかくの企画がもったいな過ぎる。カラーにすべき写真がまだいくつもある。レイアウトやリード、文と写真の配置も、つながりが悪く読みにくいし、レイアウトもセンスがなくて本の仕上がりにはすごーくがっかり。2019/11/04
あきこ
2
なんて素敵な人なんだろう。憧れを通り越して好きになってしまいそう。真似したくても出来ないこの個性こそが魅力であり強味でもある。この年齢になっても、と言っては失礼だが、この積極的な行動力が若さの秘訣なのだろう。というか彼女にもう年齢などないのかもしれない。この魅力を少しでも自分に取り入れていきたいな。だって私もパリが好き、どこか似てるところもあるのかもしれないし。2020/01/14
ニケ
0
記事も多くて、読めば島田順子さんの人生がおさらい出来るし、何を大切に生きているかも良くわかり刺激的でした。2022/02/02
non
0
自由な生き方ってやっぱり大切。ぎりぎりだとしても、自分のやりたいことをしていた方が幸せ2020/08/05