出版社内容情報
「初診お断り」のゴッドハンドが断言!!
本当に痛いのは腰ではないのに、脳が腰痛だと勘違いしてしまう。
じつに多様な原因から起こる痛み、その正体がわかれば痛みは消える!
痛みの現状
腰や肩、ひざなどの痛みが身体的な原因ではなく、人間関係や仕事のストレス、コミュニケーション不全などによって起こるケースが増えている。
痛みの不思議
痛みのせいで日常生活が送れないと訴える人が、夜にはちゃんと眠れている不思議な状態を著者は指摘する。起きているとき=意識が働いているときには痛みを感じるのに、眠っているときには消えているのだ。ストレスなどの影響で意識が痛みを生みだしている可能性が高い。
痛みの「誤診」とは?
医療現場では患者が痛いと言っている箇所を見もせず、原因を見つけようともせず「~~痛」という診断を下す医者が珍しくない。患者はその診断名にとらわれて余計に痛みを感じてしまう。これが本書でいう「誤診」のひとつだ。
カリスマ医師である著者が痛み予防・治療の最前線、最新理論を紹介するとともに、今日からできる痛み対策を伝授。
従来の痛み観を大転換させる1冊。
著者略歴 北原雅樹(きたはらまさき)
横浜市立大学附属市民総合医療センターペインクリニック診療教授。1987年、東京大学医学部卒業。帝京大学医学部附属病院助手、アメリカ留学、東京慈恵医科大学ペインクリニック診療部長などを経て現職。専門は難治性疼痛。TBS系「健康カプセル! ゲンキの時間」、NHK「ごごナマ 助けて! きわめびと」などテレビ出演多数。
北原 雅樹[キタハラ マサキ]
著・文・その他
内容説明
腰痛の多くが腰痛ではない!日本の痛み医療は遅れている!こじれた痛みが消える方法、教えます!
目次
まえがき 腰痛など慢性痛の「誤診」とは?
第1章 痛いのはどこですか?
第2章 その痛み、勘違いです
第3章 病は気から、痛みも気から
第4章 医師と患者のステキな関係
第5章 本当にイタい日本の痛み事情
あとがき 本当に痛みを治したいなら
著者等紹介
北原雅樹[キタハラマサキ]
1960年生まれ。横浜市立大学附属市民総合医療センター麻酔科ペインクリニック診療教授。87年、東京大学医学部卒業。医学博士。専門は難治性慢性疼痛。帝京大学医学部附属市原病院、同溝口病院に勤務後、米ワシントン州立ワシントン大学集学的痛みセンターに留学。帰国後、東京慈恵会医科大学ペインクリニック診療部長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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