若返るクラゲ 老いないネズミ 老化する人間

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若返るクラゲ 老いないネズミ 老化する人間

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673548
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0045

出版社内容情報

老いて、死ぬ…。それは必然なのだろうか?

ベニクラゲは若返り、ハダカデバネズミは老化の兆候を見せない――
では、なぜ人間は老いるのか?
人間には傷を治す自己治癒力があるというのに…。

そう、人間の老化は理論的につじつまが合わないのだ。

老化遺伝子の存在が明らかになった今、ドーキンスの「利己的な遺伝子」の間違が明らかに

本書は、私たちが進化の過程でどうやって「老化を獲得」してきたのか、
その「老化の役割」とは何なのかを、最新の科学から読み解いていく。
そして、「老いないために何が必要なのか」を具体的に伝授する
――抗酸化剤・コエンザイムQ10は逆効果。カレーを食べよう!など

福岡伸一氏推薦!
「ヒトにだけ長い老後が用意されている。なぜか?
老化の積極的な意味を初めて明らかにした画期的な論考」

【主な内容】
広い視野から「老化」を大検証!
◆人間は機械ではない。自己修復力があるのだ
◆老化のスタイルは生物によってさまざまである
◆老化は生殖能力と引き換えなのか? No!

進化と老化の関係
◆老化はまだ自然淘汰されてない? No!
◆ダーウィン主義を疑え
◆コミュニティを守るために老いる
◆「利己的遺伝子」理論は間違い?!

老化の最前線
◆「細胞自殺」の原因は「老化遺伝子」
◆寿命を妨げているものはなにか
◆老化時計―テロメアを伸ばすには?
◆若さを保つために――運動、ダイエット、サプリ、それとも?
◆老化の未来と展望

【著者プロフィール】
ジョシュ・ミッテルドルフ
理論生物学者。ペンシルバニア大学で博士号を取得。ウェブサイトAgingAdvice.orgを運営し、ScienceBlog.comの週刊欄に寄稿している。
MIT、ハーヴァード大学、カリフォルニア大学など、さまざまな大学で研究および指導を行っている。
ドリオン・セーガン
生物学者、環境保護哲学者。全米科学アカデミー会員。
リン・マーグリスと共著で『生命とはなにか』『ミクロコスモス』『性の起源』などが、十数の言語に翻訳されている。
『ナチュラル・ヒストリー』『スミソニアン』『ワイアード』『ニュー・サイエンティスト』などに寄稿している。

【訳者プロフィール】
矢口 誠 やぐち・まこと
1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家。
主な訳書にアダム・ファウアー『数学的にありえない』(文春文庫)、トレイシー・ウイルキンソン『バチカン・エクソシスト』(文春文庫)、
L・P・デイヴィス『虚構の男』(国書刊行会)等がある。


ジョシュ・ミッテルドルフ[ジョシュ ミッテルドルフ]
著・文・その他

ドリオン・セーガン[ドリオン セーガン]
著・文・その他

矢口 誠[ヤグチ マコト]
翻訳

内容説明

老いて、死ぬ。それは必然なのだろうか?ベニクラゲは若返り、ハダカデバネズミには老化が見られない。では、人間は?なぜ老いるのか?人間には自己治癒力があるというのに…。本書は、私たちが進化の過程でどうやって「老化を獲得」してきたのか、その「老化の役割」とは何かを最新の科学から読み解いていく。

目次

序章 幼い頃からの不安と妄想が、いまのわたしをつくるまで
第1章 あなたは車ではない―体に“ガタ”はこない
第2章 肉体の遍歴―老化のさまざま
第3章 拘束衣を着させられたダーウィン―現代の進化論を俯瞰する
第4章 老化の理論と理論の老化
第5章 老化が若かった頃―複製老化
第6章 老化がさらに若かった頃―アポトーシス
第7章 自然のバランス―人口のホメオスタシス
第8章 全員が一気に死ぬことがなくなる―黒の女王の策略
第9章 長生きをするには
第10章 老化の近未来
第11章 明日の地球のために

著者等紹介

ミッテルドルフ,ジョシュ[ミッテルドルフ,ジョシュ] [Mitteldorf,Josh]
理論生物学者。ペンシルヴェニア大学で博士号を取得。ウェブサイトAging Advice.orgを運営し、ScienceBlog.comの週刊欄に寄稿している。マサチューセッツ工科大学、ハーヴァード大学、カリフォルニア大学バークレー校など、さまざまな大学で研究および指導を行っている。2018年4月から中国科学院北京生命学研究所教授に就任

セーガン,ドリオン[セーガン,ドリオン] [Sagan,Dorion]
生物学者、環境保護哲学者。全米科学アカデミー会員

矢口誠[ヤグチマコト]
1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポレ

11
老化は進化の過程で獲得した重要な生物学的機能とする論考は刺激的でおもしろい。ただし著者はかなり先鋭的な思想の持ち主であり、暴走気味に断定しているところがあるので、読者側のスキルが問われる本といえる。たとえばロッキートビバッタは、あまりに攻撃的で、あまりに多産だったため絶滅したと説明するが、急速な農地化により産卵場所の砂地が失われたとする説が一般的である。ロッキートビバッタが異常繁殖した理由を、常軌を逸した突然変異が、全く制御不能な怪物をつくりだしたのだろう、とするのも不可解だ。2019/01/01

りらこ

11
天文物理学者から転向した異色?の経歴の著者による、老化についての論。巷間に流布しているアンチエイジングの方法は全て間違い?抗酸化作用サプリはむしろ身体に悪影響?なんてこと!老化の多様性について、さまざまな生物について書かれているのを読むと、悩みが深くなるが、ではどうしたら1番良いのか?は、ネットギャリー 公開章のみでは解明できなかった。図書館でかりよう。発売されたら。2018/10/22

DEE

7
人間の老化はどのように進化してきたのか、という一見すると矛盾にも思えるような疑問に取り組んでいる。 動植物の中には若返るとも思える成長をとげる種もあれば、時間が経てば経つほど強く、そして生殖能力を高めていく種もいる。 にも関わらず、人間は老化という手段から何を得ることができ、何を失うのか。 そもそも答えはないのだけど、筆者なりの結論が出ている。 この本は結論に至るまでの過程が読みどころ。かなり分かりにくい文章ではあるが…。2018/12/19

ソーニャ

6
タイトルが面白そうなので読んだ。 健康、長生きのためのハウツー本ではない(そういう情報は9章にまとまっている)。ネオダーウィニズム的な個体選択を批判し、老化は身体のガタが積もっていくことではなく集団選択のために獲得し遺伝子にプログラムされたものであるという考え。なので満たされた栄養や環境を与えるだけでは老化のスイッチは止められない。 知らない考え方が刺激的で面白かった。前提知識として種の起源や利己的な遺伝子を読みたいと思う。最終章の種の存続の為の老化と長く生きたいという個人的な欲望の矛盾の話も面白かった。2018/12/12

takao

2
ふむ2023/07/09

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