出版社内容情報
安保法案採決直前の公聴会で同法案の問題点を憲法・法律・立法上の各側面から明快に指摘、各方面から絶大な支持を寄せられている若手弁護士がわかりやすく示す、新しい時代の政治システムの作り方。
水上 貴央[ミズカミタカオ]
中野 晃一[ナカノコウイチ]
奥田 愛基[オクダアキ]
内容説明
立憲民主主義の蹂躙、格差の増大、軍事利権の歯止めのないループ、憲法改正という隘路。対立軸すら見失うこの社会の中で、私たちはどう生き、どんな未来を描くのか。安保法の法的欠陥を熟知する名うての法律家による容赦なき現状の総ざらいから、18歳選挙権と“自由”の内実、そしてReDEMOSによる「立憲民主主義促進法」まで。フルスペックの希望を、ここから始める。
目次
1 分析&提案(“安保法成立”で壊されたもの;立憲民主主義の危機;「立憲民主主義促進法」へ ほか)
2 対話&視点(LIBERAL RESPECT RENEWAL 続いていく「いま」奥田愛基×中野晃一×水上貴央;“民主主義の失敗”から描くグランドデザイン)
著者等紹介
水上貴央[ミズカミタカヒサ]
1976年生まれ。銀行系シンクタンクを経て弁護士。一橋大学商学部経営学科卒。早稲田大学大学院法務研究科修了。青山学院大学法務研究科助教。一般社団法人ReDEMOS理事
中野晃一[ナカノコウイチ]
1970年生まれ。政治学者。東京大学文学部哲学科卒。プリンストン大学政治学研究科博士課程修了。上智大学国際教養学部教授。ReDEMOS理事
奥田愛基[オクダアキ]
1992年生まれ。大学院生。SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)創設メンバー、ReDEMOS創設者、代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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