出版社内容情報
初心者から上級者までヒカルと解く囲碁問題集
ヒカルと一緒に強くなろう! ベストセラー『ヒカルの囲碁入門』の第3弾は、決定版問題集。初級レベルの易しい基本問題から、3段レベルの応用問題まで約150問収録。卒業試験問題付き。"
内容説明
基本と応用力が最短で身につく。ヒカルと佐為が教えるプロ棋士秘伝の技。
目次
第1章 石の生き死にを覚えよう!(生きる問題;生かさないようにする問題)
第2章 相手の石を取る(石を取る問題)
第3章 地の中に手あり(地の中のキズを探す問題)
第4章 腕だめし問題(腕だめし問題に挑戦)
著者等紹介
石倉昇[イシクラノボル]
昭和29年横浜市生まれ。元学生本因坊。東京大学法学部卒業。日本興業銀行を退職し、プロに転身。55年入段。56年棋道賞「新人賞」。62年大手合第1部全勝優勝。平成12年九段。囲碁普及にも積極的に取り組み、「わかりやすい解説」には定評がある。昭和60年、平成元年、同11年、16年、21年度にNHKテレビの囲碁講座を担当し、好評を博す。平成20年、東京大学客員教授に就任。現在、東京都目黒区自由が丘「東急セミナーBE」の囲碁教室講師として、入門者から有段者までを指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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サラサラココ
5
漫画も、入門問題集も、子どもが楽しそうに読んでいた。10、5、3級、初段、3段以上別問題。わりと解きやすいらしい。2022/01/06
KJ
2
「石の生き死に」「石を取る」「地の中のキズを探す」囲碁が「部分」と「大局」に分類されるとしたら、様々な問題を数多くこなす事で、部分における戦いに強くなるのだろう。急所は何処かを見極める。焦ってアタリにいかず、焦ってアタリを守らない。そして捨て石を有効に使う。本書を読みながらその鮮やかな手筋に感心はしたとしても、それを自身の血肉として身につけるためには、そう簡単ではない。形で覚えるにしても繰り返しの努力が必要となる。そうやっていつかこれは見た事があると実戦の中で浮かぶようになれば、それは本物と言えるだろう。2016/01/08
あなあき
2
「石の生き死に」「相手の石を取る」「地の中のキズを探す」という3つのテーマで編まれた問題集。サブタイにもあるように「初級〜三段まで」幅広い難易度の問題が全部で約150問。「詰碁ヨチヨチ歩きレベル」の自分にとって、通読するのは正直かなりしんどかったが、各テーマについて基本事項の詳しい解説があるし、初心者〜10級くらいの問題が全体の半分程度の分量なので、何とか読了することが出来た。本書だけに取り組んで「三段」の力をつけるっていうのは実際ムリっぽいけど、他の解説書なんかと併用して何度も繰り返し使える本だと思う。2013/08/24