内容説明
三重県の県立高校に通う女子生徒の死体が雑木林で発見された。その未解決事件から３年半後、マンションの駐車場で殺人事件が起きる。被害者は学習塾を運営する中年の女性。それからまた約１週間後、今度は高校のグランドで、その学校の教頭が死体となって発見された。教頭殺人の捜査に当たる寺本らは、状況証拠からこの事件と前の２つの殺人事件とが繋がっていることに気付く。前作『三重県立癒着高校』でおなじみのベテラン刑事たちが、教育現場の闇に立ち向かうシリーズ第２弾。
著者等紹介
中川勝之［ナカガワカツユキ］
１９７４年生まれ。三重県松阪市出身。三重大学教育学部卒業。県立高校英語科教諭。趣味は自動車の運転。大型・牽引の二種免許、運行管理者の資格を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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