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新風舎文庫
栃木リンチ殺人事件―殺害を決意させた警察の怠慢と企業の保身

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797498325
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0195

内容説明

一九九九年一二月、栃木県の山林で一九歳少年の惨殺死体が発見された。逮捕されたのは被害者と同じ一九歳の少年三人と一六歳の高校生。少年グループは二カ月間にわたり被害者を監禁し七〇〇万円以上の金を脅し取り、人間の尊厳をも奪う壮絶なリンチをほぼ毎日加えていた。被害者の両親は息子が行方不明となってから一六回も警察へ足を運んだが、警察は動いてくれなかった。想像を絶するリンチ行為と、殺害のきっかけとなった警察の行動を暴いた衝撃のドキュメント。

目次

プロローグ 消えない謎
第1部 凄惨なリンチの果てに(恐喝;リンチ;殺害)
第2部 隠された真相(警察;日産;親たち)
エピローグ 論旨退職処分

著者等紹介

黒木昭雄[クロキアキオ]
1957年、東京生まれ。1976年、警視庁入庁。23年間の在職中に23回の総監賞を受ける。1999年、荏原警察署巡査部長を最後に依願退職。以後ジャーナリストとして警察の腐敗について、マスコミなどで大いに発言している。その他に雑誌、新聞、週刊誌等で様々な事件に対する警察の対応などを検証した記事を掲載している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

37
栃木リンチ殺人事件―殺害を決意させた警察の怠慢と企業の保身。黒木昭雄先生の著書。本書を読むと警察の怠慢でこのような悲惨で残酷な事件が起こってしまったと思わざるを得ません。警察は怠慢だと非難されるのではなく、社会全体から頼られて尊敬される存在であってほしい。2019/01/13

YUZZY

8
コンクリレベルの凄惨さ&桶川レベルの胸糞 (尚且つ主犯格が北九州の松永と同じタイプ) 正直読むのが辛かった。「読むんじゃなかった」とすら思った。(衝撃すぎてさっそく夢に出てきた)なぜこんな酷い話に知名度が比例していないのか。日産だからだろう。2019/04/16

あび

6
キツイ。無学な人間の残虐さよ。2015/12/23

ますこ

5
日産自動車と警察がグルになっていたなんてっ!呆れてしまった。もし、大きな企業に勤めていなければ、もし、寮生活でなければ、もし、断る勇気があったならと、悔やまれる事件だと思った。2013/11/06

みもり

5
リンチの描写はとても辛い。想像を絶する。生きているのに腐臭がするなんて。親に「優しく育てすぎたのが間違いだったのかも」と言わせるなんて。私は出身地の話だったので手に取ったが、これは全国に起こり得る警察と企業の癒着が大きな原因になってる。是非もっとたくさんの人が知るべきことだと思う。2011/02/13

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