内容説明
両親の不仲で無気力になった優太は、学校にも行かず、三人の仲間と共に、温かい夢を見せてくれるキノコ、ゲンゲンダケで遊ぶ日々を過ごしていた。そんなある日、たった一人でゲンゲンダケの夢を見た優太は、死後の世界、0シティへと迷い込む。0シティはその名の通り、なにもない、なにもせずに過ごせる街。この街が気に入った優太だったが、元ゴキブリの光さんに出会い、彼に勧められるまま命の切符が当たる抽選会に参加して…。命の大切さをテーマに、0シティで繰り広げられる幻想的な冒険を描いたファンタジー小説。
著者等紹介
しまず健雄[シマズタケオ]
1983年兵庫県姫路市生まれ。命の大切さを伝えることをテーマに『0シティ』を執筆。本格的に小説を執筆したのは初めてだったが、「第5回新風舎文庫大賞」に応募し出版に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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