内容説明
剣の達人たちが背後をとられ殺される事件が発生。しかし、その刀傷は素人が剣を振るって付けたものとしか考えられなかった。殺人が相次ぐ中、新撰組の土方歳三と沖田総司は、姿が見えず気配すらない男「無」の存在を確信する。沖田の主動により捜索が始まり、その裏では土方が陰謀を張り巡らせるが…。異能の剣士「無」の存在によって掻き乱される新撰組の内情と共に、龍馬暗殺といった時代のうねりまでを描ききった新感覚の時代小説。
著者等紹介
加藤正樹[カトウマサキ]
1980年東京都江戸川区出身。創造作家兼アルバイター。専修大学商学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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