内容説明
沖縄のてぃだ(太陽)のように明るい古波蔵恵里。初恋の上村文也と結婚し、息子の和也も一風館の住人達に家族同様に可愛がられて育つ。そんな中、胃に悪性腫瘍が発見された恵里。夫・文也の執刀で無事に手術を終えた恵里はおばぁが語った「命どぅ宝」(命こそ宝)の意味をかみしめる。そして、恵里の一家は小浜島で地域医療を開始した…。NHK連続テレビ小説の脚本全7巻、感動の最終編。
著者等紹介
岡田恵和[オカダヨシカズ]
1959年東京都三鷹市生まれ。雑誌ライターを経て、27歳でシナリオ・センターに通い1990年に「香港から来た女」で脚本家デビュー。「君の手がささやいている」シリーズで1998年ATP賞グランプリ、1999年橋田賞作品賞受賞。「彼女たちの時代」で2000年芸術推薦文部大臣新人賞受賞。また、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で2001年向田邦子賞・橋田賞をW受賞。代表作に「若者のすべて」「イグアナの娘」「ビーチボーイズ」「フレンズ」「アンティーク西洋骨董洋菓子店」「アルジャーノンに花束を」「恋文~私たちが愛した男」など、数多くの話題作を手がける
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