内容説明
『満洲・ハルビンの雷鳴』に続く第二部。日本国民を苦難にさらし、戦後多くの中国残留孤児を生んだ「満蒙開拓」―それは国策にのせられて満洲に渡った人々の悲劇の原点であった。入植地確保のため、関東軍による中国農民からの強制的な土地買収は日中双方の農民を地獄へと追いやったのだった。「満洲国旗はためく下で―理想国家建設の美名に隠れた日本軍の土地奪取。銃剣に激しく抵抗する中国農民の血と屍を見よ!」壮大な歴史小説待望の復刊。
著者等紹介
佐藤吉彦[サトウヨシヒコ]
1936年旧満州出身。東京都在住。早稲田大学第一文学部史学科卒。コピーライター・書籍編集者を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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