内容説明
森のおくの大きなケヤキの木の下にある『かえる工房』。はたらいているのは、“ものうみの神様”にとくべつな力をもらったかえるのケロ、うさぎのクスクス、くまのネムネムに、ふくろうのフサリ、そしてかたつむりのソチコチ。五ひきがつくるのは、森のみんながあったかほっこりニッコリになるすてきなものばかり。今日はなにを作ろうか？今日はだれに会えるかな？第１回福永令三児童文学賞受賞作品。小学校中学年から。
著者等紹介
さとうあきこ［サトウアキコ］
１９８１年、山形県上山市生まれ。現在、千葉県在住。日本社会事業大学社会福祉学部卒業後、小児発達ケアセンターに勤務。初めて描いた長編物語『かえる工房 ちょっとすてきな季節』が、第１回福永令三児童文学賞ことりのほんばこ賞を受賞
ひだかきょうこ［ヒダカキョウコ］
神奈川県生まれ。町田デザイン専門学校卒業後、イラストレータとして活動をはじめる。書籍の挿・装画を中心に活躍。アクリルガッシュを使ったあたたかい雰囲気のイラストを得意とする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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けんちゃん
19
読友さんのご紹介本。「ものうみの神様」から、いただいた賜物を使って、他者の為に優しさを作るかえる工房。ほんわかと気持ちが和らぐお話です。「小学中学年から」くらいの児童書はあまり読まないのですが、こんな感じなのかなぁ。情景が浮かぶような（回りくどいくらいの）美しい表現は、たしかに低学年では持て余してしまうだろうし、内容的にも少し大きい子向きかな。そのわりには登場するキャラクター設定は、幼児向けの絵本な感じがして、ちょっと違和感を感じました。う〜ん、それはそれでいいのかなぁ…2012/10/17
anne＠灯れ松明の火
12
偶然出会い、タイトルに惹かれて、取り出してみたら、絵がまたかわいい！ 即借り！ ”かえる工房”というタイトルだが、かえるのケロが主人公ではなく、うさぎのクスクス、くまのネムネム、ふくろうのフサリ、かたつむりのソチコチの５人の仲間が主人公。（ケロ、結構、影が薄い(笑)）お花見、七夕、クリスマス、季節の行事を舞台に、５人の温かい行動にほっこりする。2012/10/06
2020neko
0
☆☆☆☆★4／近図。(四季；花見、七夕、クリスマス)(かえる、かたつむり、くま、うさぎ、ふくろう)。中学年～2009/07/31
