内容説明
ステロイド治療の誤解で起こる、アトピー少年と母親の葛藤。悪の薬呼ばわりされるステロイドを食い物にするビジネスに理不尽に従い、肉体だけでなく精神的にも追いつめられ、混乱する医療現場から見捨てられていく少年の悲哀を描いた秀作。医療現場から、アンチ・ステロイドの社会通念に大いに警鐘を鳴らす。
著者等紹介
斎藤範夫[サイトウノリオ]
1958年千葉県生まれ。医師、医学博士。1985年日本大学医学部卒業。毛髪のメラニン研究で医学博士、皮膚科専門医資格を取得。現在皮膚科医業をしながら、疾病と人間精神について研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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