内容説明
文政13(1830)年秋、道楽斎が遍路旅の折々を日記風にまとめた『四国遍路連々艸』。紀行文に織りこんだ狂歌が実にユニークで、楽しみながら八十八ケ所巡りを体験。第24回新風舎出版賞優秀賞受賞作品。
著者等紹介
阿部明子[アベアキコ]
1941年、徳島県徳島市生まれ。兵庫県神戸市在住。地方の埋もれた古文書を探索し、解読・保存、または広く現代の人々に知ってもらう作業に務めている。平成12年に卒業した仏教大学史学科(通信教育課程)で近代史を研究し、優秀論文賞受賞。『四国を駆け抜けた男 道楽斎―天保元年『四国遍路連々艸』より』にて第24回新風舎出版賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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