内容説明
靴職人の見習いフラピッチは、鬼のようなムルコーニャ親方の家から逃げ出します。かわいい犬のブンダシュや、サーカスの娘ギータと旅するふしぎな七日間。クロアチアのアンデルセン、マジュラニッチがおくるクロアチア児童文学の最高傑作。小学校高学年から。
著者等紹介
ブルリッチ＝マジュラニッチ，イヴァナ［ブルリッチマジュラニッチ，イヴァナ］［Ｂｒｌｉ´ｃＭａｚｕｒａｎｉ´ｃ，Ｉｖａｎａ］
１８７４‐１９３８。祖父は副王で作家のイワン・マジュラニッチ、父親は作家ウラジーミル・マジュラニッチという文学者一家に育つ。女性として初めてユーゴスラビア学術アカデミーのメンバーに加入。古典クロアチア文学を代表する作家で、「クロアチアのアンデルセン」と称される。作品は全世界的に翻訳されている
せこぐちけん［セコグチケン］
三重県生まれ、現在静岡県三島市在住。大手合成繊維会社でナイロン原料・ファインケミカルズ製造の技術開発に従事したのち、ＯＤＡ関係のコンサルティング会社に転ずる。定年退職後、エスペラントを学習し、仲間とともにエスペラント訳書を出版するなどＮＰＯ活動を続けている
秋野純子［アキノジュンコ］
北海道生まれ、現在東京都在住。セツ・モードセミナー卒業後、イラストレーターとして活動をはじめる。書籍、雑誌などの挿絵、イラストを中心に幅広く活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mntmt
21
読み出したら止まらない。さらさらと流れるように読みました。奇跡を信じたくなる。1913年刊行、クロアチア児童文学。2016/05/22
ふみふみ
3
一生懸命って大切‼クロアチアの児童文学なので、お伽話のようだけど、シビアな面も描かれてます。なんともイラストが愛らしい！2012/03/04
ありんこ
2
両親がいないのに、周りの人にやさしく接し、正義感あふれ、毎日を一生懸命生きるフラピッチ。正直に生きることが大事で、神様はそれを必ずみていてくださるんだなあ。とつくづく感じました。2009/01/28
ナギウミ
1
子ども向けを今さら読むと、お綺麗な物語にさえ感じてしまう自分が憎い。もう少し純粋に楽しみたいなと感じた。フラピッチの誰にでも優しいところが好き。2019/01/17
