内容説明
4世紀、何方からか渡来し列島各地を開発し定住した一族がいた。数知れぬ技術と文化を持ち込み、日本人の精神性に多大な影響を及ぼした彼らは、平安京遷都とともに歴史の本流から消えて行く。それはなぜ?追いやられた彼らの荒魂は一体どこに祭られたのか?列島に残された彼らの痕跡を追い、読者とともに日本史の可能性に新たな風穴をあける表題作と、歌聖・柿本人麻呂の謎へ新解釈を提示した一編を含む問題提示作。
目次
秦氏が祭る神の国・その謎
柿本人麻呂外伝
著者等紹介
そうだじゅん[ソウダジュン]
1955年大分県生まれ。龍谷大学文学部卒
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