内容説明
「ミサ、アイヌでないもーん」北海道旭川市のチカブミ地区(俗称)にくらす小学校四年生のミナと一年生のミサの姉妹。妹のミサは、自分がアイヌだということをまだ知らない。カムイコタン祭りの日、スピーカーのつげたことばに、ミサは泣きだしたが…。小学校高学年から。
著者等紹介
相川公司[アイカワキミツグ]
児童文学作家。1941年、北海道勇払郡占冠村生まれ。児童文学個人誌『あらやま』発行。旭川市在住
鈴木隆一[スズキリュウイチ]
イラストレーター。1977年、岩手県生まれ。北海道大学水産学部卒業後、アイヌ文化に魅せられ、日高の二風谷に移り住み、民芸品の製作・販売を行う。絵本『ちいさなくまカムイのおはなし』が平成14年度「アイヌの伝統・文化を題材にした絵本の原作」最優秀賞を受賞(財団法人アイヌ文化推進・研究機構主催)。『真夜中のおくりもの』『いっぱいあるものだれのもの』も同賞に入選。札幌市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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