内容説明
亡き母の遺した写真、その母を思いシャッターを切った瞬間…。そこに封じ込められた光と影を、小文とともに綴った「母恋いの記」。第20回新風舎出版賞井狩春男賞受賞作品。
目次
迷信
遺言
母の友人
海の街から
母と動物園
渡せない写真
フリルのエプロン
母の旅行
日本シリーズのころ
母の手作り
母の一等賞
占いと母の人生
最後のポートレート
母の力
母の残景
著者等紹介
内山英治[ウチヤマエイジ]
1961年山口県周南市出身。1988年頃から写真作家活動。主な入選歴に、よみうり写真大賞、九産大フォトコンテスト、新聞のある風景コンテスト入賞、JPS展入選、他カメラ雑誌入選多数。第20回新風舎出版賞において、『母の残景』が審査委員長特別賞の井狩春男賞を受賞
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