内容説明
インカ帝国最後の皇帝アタワルパ。１５３３年侵略者ピサロの手によって処刑されたが、その遺体は何物かによって盗み去られ、いまだに発見されていない。亡き皇帝の蘇りを望むインカ人たちが帝国の再興を願って、その遺体と略奪を免れた金銀とともにそれをどこかに隠したのではないか…。アタワルパの遺産をめぐって、今、戦いが始まる。
著者等紹介
深山久二男［ミヤマクニオ］
１９４８年、横須賀に生まれ。中学卒業後横浜市内の商店に勤務する傍ら独学で英語を学ぶ。１９８３年、大検に合格し、翌年神奈川大学に入学。１９８５年からフリーの翻訳家として活躍。１９８８年、同大卒業。亡父が海野光一という芸名を持つ映画俳優だった関係から、幼い頃からエキストラとして映画に出演
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