内容説明
おかあさんのおかあさんのそのまたおかあさんがこどもだったころのおはなし。本書に登場するおおきなさくらのきは、岐阜県大野郡宮村の大幢寺にある樹齢千年ともいわれる「臥龍桜」を題材にしています。名前のとおり龍が臥せたような枝振りで地面を這うようにのびています。桜の花が咲く季節になると斜面を覆い尽くします。国指定の天然記念物です。
著者等紹介
あおまめれいこ[アオマメレイコ]
1970年岐阜県生まれ、東京都葛飾区在住。フリーライター
広瀬剛[ヒロセタケシ]
1969年千葉県生まれ。図画工作家。多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻卒。1992年クレヨンハウス絵本大賞優秀作品賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
岐阜県大野郡宮村のお寺にある樹齢千年ともいわれる臥龍桜を題材にしたお話。祭りの買い出しに行く父の手伝いがてら、町までついて行ったミーノの心の動きをつぶさに描く。行きの荷車は軽く心も弾むが、酒などを積んだ帰りの荷車の重さに閉口するミーノ。手伝いについてきたのだからと自分を励まし、歯を食いしばってがんばるミーノの目に飛び込んで来た桜の風景の美しさ。みごとな景色に読み手も目を奪われる。諦めずがんばったミーノの満足感を噛みしめる夜の思いがいじらしい。2015/03/14
タメタメ
0
絵が良い。 昔のよくある日常の話。ほっとする。2007/10/01
小豆龍
0
描かれている桜の木がすごくきれい。あとは普通に良い話だなーって。2011/07/22
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