内容説明
鎌倉の古刹を巡っては過ぎこしかたを振り返り、なじみの喫茶店で珈琲カップを片手に、漱石、ヘミングウェイの世界に浸る―。コクのある読後感。文学的な香気の爽やかさ。しなやかなモノの見方と柔らかな筆致が魅力のエッセイ集。あらゆる世代におすすめの一冊。
目次
喫茶店の風景
箱根にて
鎌倉にて
横浜にて
東京にて
還暦を迎えて
覚えておきたいこと
テーマ四題
飲みもの・食べもの雑記
著者等紹介
吉田強[ヨシダツヨシ]
昭和16年(1941年)三重県津市に生まれる。明治学院大学文学部英文科卒業。横浜にあるミッション系(カトリック)女子高で、36年間英語教諭として勤める。平成14年3月末で定年退職。7年前よりエッセイ教室に通い、文章修行に励む。定年退職後、エッセイストとしての活躍を目指している
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