内容説明
モナシス創世にかかわる謎が、ついにベールをぬいだ。それは、地球を逃れた一女性科学者が創り上げようとした、まさに“苦肉の世界”であった。八〇〇年の歳月を経た現モナシスでは、三人の女王がそれぞれの出生・生い立ちに不幸を抱えながらも、微妙なヴァランスの下、並び立っていた。しかし“黒い霧”の出現によって、それは突如、危ういものとなる。“母性”は人類を救えるか!?空前のスペース・ロマン第一部モナシス篇。
著者等紹介
水樹涼子[ミズキリョウコ]
1961年栃木県粟野町生まれ。1984年東京女子大学文理学部卒業。1998年小説『花巡り』にて県芸術祭創作部門「文芸賞」を受賞。2000年タウン誌にエッセイ『ハハねこの遠吠え』連載。とちぎ女性センター「エッセイ講座」担当。2001年小山市立図書館にて著者講演会開催「テーマ、女であることを超えて」2002年~東京新聞にコラム連載。「ペンしるクラブ」主宰。エッセイ講座講師。栃木県文芸家協会会員
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