内容説明
『生涯町医者』その望みどおり、癌で右腕を切断した後も亡くなる二日前まで診療を続けた父の亡き後、私はそれぞれの人々が上手に病気と付き合って行ける方法を皆と一緒に考えながら、毎日診察を続けている。それこそが、田舎の小さな診療所を町医者である父から託された娘の務めだと思っている。
目次
老眼
おじちゃん
死後の処置
父の教え
耳鳴り
庭球
初めての当直
生命保険
百万円
骨折〔ほか〕
著者等紹介
青山真理[アオヤママリ]
昭和29年4月徳島県生まれ。昭和55年3月東京女子医大卒業。徳島大学第二内科入局、その後派遣病院勤務。昭和59年8月父・杉山正美、皮膚ガンのため入院。これを機会に徳島県麻植郡川島町の父の診療所に帰り、町医者として診療を始める
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