内容説明
文庫をかじって地図をかぎ、小説の美酒に酔いしれる。酒のさかなに図鑑を読んで、書皮にくるまれねむりたい…活字中毒者のコラム集。
目次
1 書店ブックカバーの愉しみ(書皮学大全―つまり、本屋さんのカバーをめぐるお話;「誌上書皮博覧会」―たかがカバーされどカバー ほか)
2 本にまつわる話あれこれ(『読んではいけない』;『暮しの手帖』の思想 ほか)
3 本とその周辺(60年代の子ども文化;間口三間の書店―星野書店の思い出 ほか)
4 忘れられない本(コラムとは何ぞや?―『コラムの饗宴』紀田順一郎;古書とミステリーの饗宴―『無用の人』紀田順一郎 ほか)
5 SFマニアの個人的回想(『SF入門』;『映画とSF』 ほか)
著者等紹介
植沢淳一郎[ウエザワジュンイチロウ]
本名・米山哲雄。1954年、山梨県甲府市生まれ。甲府一高から中央大学に学ぶ。コピーライター、業界紙記者を経て、甲府市立東中学校の教員となる。以来、山梨県公立学校教員。平成6年、山梨県総合教育センター研究員。書皮友好協会会員。専門は、犯罪社会学。論文には、『学校不適応の研究』『社会不適応の態様と対応』(県総合教育センター50周年記念入賞論文)など。著書には、『不適応の対応の諸相…過剰適応と社会不適応』『安吾再読』(共著)など
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