感想・レビュー
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ヴェネツィア
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著者の出口裕一氏が1990年代にJAPEPのプログラムで、オーストラリアのビクトリア州の小学校で半年間、日本語アシスタントとして勤務した経験等を綴ったもの。ご本人は教えた経験はもちろん、海外に行くのも初めて。彼の勤務地のラザーグレンはメルボルンから300kmほど内陸に行った日本人はいそうもないところ。苦労もあっただろうが、この人の持ち前の明るさがオーストラリア向きだったようで、ご本人にも大いに自信を与えたようだ。なお、彼はその後、ラトルーブ大学で教員資格を取得し、現在は日本語教員を務めているようだ。2023/03/24