出版社内容情報
言葉にできなければ「知っている」と言えない
A「この本は、仕事の本質がつかめて、すごくよい本なので、ぜひ読んでください」
B「この本の説く時間管理の本質をヒトコトでいうと、『まとまった時間をいかにして確保するか』。知識労働者にとっては、『仕事の管理=時間の管理』というくらいタイムマネジメントは重要であり、その目的は『まとまった時間を確保するため』なのです。
さて、どちらが説得力があるでしょうか?
どちらの人の話をより聞いてみたくなるでしょうか?
Bのような説明がすぐできるような「アウトプット志向」の学び方を紹介したのが本書です。
◎「頭がいい」とは「話せる」ということ
「頭がいい」「知識が身になっている」というのは、ただ学んでいるだけではだめで、「自分のことにして話せる」「使える」というところまでしておく必要があります。著者の新メソッドを使い、知識を「まとめる」「整理する」方法を紹介します。
◎著者累計31万部。具体性・再現性のあるメソッドで読みやすい1冊
・著者の浅田氏は、『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』でベストセラーも出し、著者累計は31万部超。具体性のある解説で人気です。今回は特別に、書くだけで内容が身につけるシートを収録。すぐに試していただけます。
はじめに 高校時代、私はなぜ、突然成績が上がったのか?
序章 なぜ、学んだことが身につかないのか
・本を読む、セミナーに行った、だけでは「学び」にならない
・「要するに」と説明できれば、学んだことは自由に使える
・古典からテクノロジーまで様々な知識を総動員した解決策が必要な時代
・月3冊本を読むだけで、上位20%に入れる。
第1章 「学び」に関する間違い ?なぜ20字にまとめると「学び」と「結果」がつながるのか?
・「身につける」ために必要なのは「ゴール」「結論」「行動」
・「なぜ、学んだこと」が役立たないのか
自分のための勉強と、仕事のための勉強は違う
・大学生の勉強は「しっかり」、社会人の学びは「おおくくりにつかむ」「大雑把に読む」でいい
・20字にまとめると「=人に説明できる=人の役に立てる=行動にうつせる=記憶に残る、つまり自分のものとして自由に扱える
第2章 20字でまとめる
・日本語は20字ですべてまとめられる
俳句は「5+7+5+句読点3=20字」、原稿用紙は1行20字
●20字にまとめるためのノート・紙1枚の使い方
・一言でまとめられる人は「ノート」に枠をつくっている
・「目的」を明確にする
? 自分はその情報・知識の「何が大事」だと思ったのか?
・書籍・セミナー・人の話で、自分が必要と感じたキーワードを書き出す
・ノートにキーワードを分類する ―― 「これってどういうこと?」心に引っかかった言葉を抽象化する(自分は、どんなところに関心を持ったのか)
・「説明」したいなら、相手が理解・行動できる語彙・構成を意識してまとめる
・「行動」に結び付けたいときの「言葉選び」
第3章 実践編 学びを20字でまとめる
●読書を20字でまとめる
・その本を読む目的は何ですか?
・眺めるだけで必要なことが頭に入る「検索読み」
・読みながらキーワードをどんどん書いていく
・書いたキーワードの整理法
・自分の言葉で結論を書くために ?最後に読書を1行でまとめるー
●セミナー・イベント・誰かの話からの学びを20字でまとめる
・1日の学びを一生ものにするために
・ノートに「聞いたこと」は書かない。キーワードと、思いついたことだけ書く
●教養を身につける
・教養は広い視野で自分の決断・人生を決めるもの
・「知の系譜」をマップ化する
・「対比」で読むと「特徴」がとらえやすい
・「本質」こそ大雑把につかめ ー「絶対的な真理」ではなく「共通了解」
●覚えた情報を20字でまとめる
・検索は3回深堀する
・「知りたいことのゴール」は明確に
●自分事化した「20字」を一覧にする
●自分事化した「20字」を積極的にアウトプットする ―― 他人との「違い」が自分の「学び」になる
第4章 最短で仕事に直結するビジネスパーソンのための学び方
・学んだけど何も仕事に活かせなかった起業時
?売上は自分では立てられない。
・ 「自己完結型」の学習から「他社貢献型」の学習へ
・「わかる勉強」よりも「使う勉強」をしよう
・自分のための学びは趣味、誰かの悩みを解決するための学びを意識する
浅田 すぐる[アサダ スグル]
著・文・その他
内容説明
自分の言葉で誰かに伝えることができてこそ、その知識・情報は価値がある。「紙1枚」書くだけのフレームワーク×3で、本当に必要な「学び方」が見つかる!「学んだだけ」で終わらないとっておきの方法!
目次
1 「初伝」:INPUT(なぜ、学んだ内容を忘れてしまうのか?;「紙1枚」書くだけの「20字」インプット学習法とは?)
2 「中伝」:OUTPUT(アウトプット力を高める「学び方」;その他大勢から抜け出す「3Q」アウトプット学習法とは?)
3 「奥伝」:CONTRIBUTION(なぜ、学びを仕事に活かせないのか?;奥義伝授!仕事に即活かせる「1枚」コントリビューション学習法とは?)
「知的好奇心」型の学習を取り戻す
著者等紹介
浅田すぐる[アサダスグル]
「1枚」ワークス株式会社代表取締役。愛知県名古屋市出身。トヨタ自動車(株)入社後、海外営業部門に従事。米国勤務などを経験したのち、6年目で同社のグローバル企業ウェブサイト管理業務を担当。その後、(株)グロービスへの転職を経て、独立。現在はビジネスコミュニケーションをテーマにした企業研修・講演・コンサルティングなどを多数実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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