出版社内容情報
世界を操る「ディープステート」はいかにして生まれたのか
内容説明
「誰が戦争を望み、利を得てきたか」そこから、本当の歴史が見えてくる。ディープステートつまり世界の真の支配者の原点は、ある勢力がある時期、アメリカの重要な部分を牛耳ったことにあります。アメリカの重要な部分とはつまり、「金融」と「司法」と「メディア」です。ある勢力がまず「金融」を牛耳って、ディープステートが基盤を固めたその発端は、20世紀初頭、100年ほど前に遡ります。
目次
序章 「偽りの歴史観」とは
第1章 社会主義者に仕組まれた日米戦争(1917年~1941年)
第2章 国際金融勢力のための冷戦(1941年~1989年)
第3章 ネオコンという金融マフィアの暗躍(1990年~2015年)
第4章 自国ファーストの逆襲(2016年~2019年)
第5章 グローバリズムとナショナリズムは共存できるか(2020年~)
著者等紹介
馬渕睦夫[マブチムツオ]
元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、現吉備国際大学客員教授。1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月外務省退官。同年防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職。2014年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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