出版社内容情報
働き方改革より、上司対策のほうが急務!今も散々叫ばれている「働き方改革」は、言葉だけが独り歩きしている。
現場で一番の問題になっているのは、バカ上司を代表とした問題上司にある。
問題上司の対策なくして、働き方改革は永久に実現しない。
そこで本書では、バカ上司を代表とした問題上司の傾向を探り、
そんな問題上司とどのように付き合えばいいのかを簡潔かつ具体的に紹介する。
いわば、「上司の取扱説明書」というわけだ。
「キレやすい」「落ち込ませる」「悪口を言う」「暴力」「セクハラ」「時間を奪う」「仕事が雑、時間管理ができない」「意見を聞かない」…。
もうこんなことで、これ以上悩みたくないのであれば、迷わず手に取ってほしい。
これまでも問題上司をテーマとした書籍はあったが、
問題上司の分類をしたり、簡単な対処療法に留まっていたり、
人事部や経営陣など権限のある人でないと実行できない制度の話であったりばかりだ。
本書では、対処療法ももちろん大事なので載せるが、
問題上司からの攻撃にさらされない部下になるために普段からしておきたいこともしっかりと触れる。
つまり、短期的に効き目がある方法から、中長期的に効き目のある方法まで網羅しているのである。
中長期的な方法を身に着けておけば、
上司や部署が変わっても、転職しても、長い社会人生活を生き抜くことができる。
一生ものの財産が身に付くわけだ。
さらに本書のもう1つの特徴として、
部下からの視点だけでなく、上司からの視点を盛り込んだところにある。
上司がなぜ、問題行動を起こすのか?がわかり、それを知ることで、
部下が上司のことでイライラすることが減り、
上司の立場に少しは立ったりしつつ冷静に行動できるようになれるのだ。
また上司が読めば、部下とうまくいかない原因がわかり、
部下との関係が良好になり、部署内や社内の風通しもよくなるはずである。
本来、仕事とは、上司のためにするものではない。自分のためにするものである。
本書を通じて、1人でも多くの人が、快適で楽しい社会人生活が送れるようになることを願ってやまない。
【第1章】
まずは敵を知ろう
?問題上司には大きく3つのタイプが存在する?
・嫌な上司
・ダメ上司
・バカ上司
【第2章】
?とにかく今の困った現状の打破が先決!?
問題上司の傾向と対策
・キレやすい、気性が激しい
・落ち込ませる、恥をかかせる、不愉快にさせる
・悪口、陰口
・暴力、セクハラ
・人によって、場面によって態度を変える
・うるさい
・時間を奪う
・プライベートまで侵略してくる
・仕事が雑、時間管理ができない
・意見を聞かない
・使えない
・部下をつぶしにかかる
【第3章】
?どうしても戦わないといけない時は、どうするか??
丸腰で戦うのはアホ。入念な準備をするのが賢い
・証拠作り、仲間作りをする
・孫氏の兵法にならえ
・一人では戦わない。周りがいるときに戦う
・戦う正義はあるか確認しておく
・自分の皮も澪切らせていい。相手の骨を切れ
【第4章】
?問題上司は、どこに行っても必ずいる。逃げてばかり、対処してばかりでも、何も進歩はしない?
大事なのは、どこに行っても困らない力をつけておくことだ
・医学でも、西洋医学と東洋医学が必要
・聖人君子はいない
・自分の上司がひどいと思ったら、幾つか普段からしておくべきことあり
・逆に良い上司に恵まれていると、その人に頼りがちになる
・良い上司が他部署に異動になってしまったら、自分はやっていけるか
【第5章】
?これで上司に困らなくなる!?
攻撃されない部下になる方法
・客先も味方につけておく
・必要な提言・提案を積極的にする
・主語は「私」はではなく「当社は」
・上司も人間、うまくいけば褒めてやる。ゴマスリではなく、部署の活性化に貢献すると考える
・方針「理念・価値観・行動規範」をしっかり理解しておく
・自分が実力をつければ上司も文句は言いにくい
・自責と他責をしっかり区別する
・大事なことは口頭とメールで。ダブってもいい
・顧客から感謝される、自分の上司にもそれが伝わることも多々ある。
【第6章】
?そもそも仕事とは、上司のためではなく、自分のためにするものである?
会社人人生を楽しむ方法
・友達は同じ会社の人間が一番できやすい
・ひどい上司もできない部下もある程度いるほうが、むしろいい
・ヒルティーの幸福論・頑張りすぎるな。ホームランではなくヒットをたくさん狙え
・いやな上司がいても、自分のモチチベーションを上げよう
・学びの3原則
古川 裕倫[フルカワ ヒロノリ]
著・文・その他
内容説明
これまでもひどい上司をテーマとした書籍はありましたが、ひどい上司の分類や、簡単な対症療法や、人事部や経営陣など権限のある人でないと実行できない制度の話に留まっていました。本書では対症療法も載せますが、ひどい上司からの攻撃を受けない部下になるために普段からしておきたいことにもしっかりと触れています。つまり、中長期的に効き目のある方法まで網羅しています。本書で紹介した方法を使うことで、上司や部署が変わっても、転職しても、長い社会人生活を生き抜くことができるようになるのです。
目次
第1章 ひどい上司はどこにでもいる―まずは敵を知る。ひどい上司には大きく3つのタイプが存在する
第2章 ひどい上司の問題点と対策―とにかく今の困った現状の打破が先決!
第3章 逃げてばかり、対処してばかりでも進歩はない。大事なのは、どこに行っても困らない力をつけておくこと 得をするための部下の心得
第4章 攻撃されないように信頼を築く―攻撃されない部下になる究極の答えは、「信頼される人」になること
第5章 どうしても戦わないといけない時は、どうするか?丸腰で戦うのはアホ。入念な準備をするのが賢い
第6章 会社人人生を楽しむ方法―そもそも仕事とは、上司のためではなく、自分のためにするものである
著者等紹介
古川裕倫[フルカワヒロノリ]
1954年、大阪府池田市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、三井物産株式会社に23年間勤務。その間、ロサンゼルス、ニューヨークに通算10年間駐在。2000年から07年まで株式会社ホリプロ取締役(株式会社ホリ・エンタープライズ社長兼務)を務める。2007年株式会社リンクステーション代表取締役副社長。現在、一般社団法人彩志義塾代表理事、情報技術開発株式会社社外取締役。部下・上司関係や人材育成に精通し、全国で研修講師として活躍中。一般社団法人彩志義塾主催「立志塾」や無料読書会「世田谷ビジネス塾」「堂島読書会」「石橋読書会」を定期的に開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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