サイエンス・アイ新書<br> 「ロウソクの科学」が教えてくれること―炎の輝きから科学の真髄に迫る、名講演と実験を図説で

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サイエンス・アイ新書
「ロウソクの科学」が教えてくれること―炎の輝きから科学の真髄に迫る、名講演と実験を図説で

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797397482
  • NDC分類 430.4
  • Cコード C0240

出版社内容情報

目に見えるもの、見えないものをどう考えるか?
歴史的名著を“今までになく”わかりやすくした本

1860年の暮れ、イギリス・ロンドンにある王立研究所の一角に、たくさんの少年少女、そして大人たちが集まりました。ある人の登場を今か今かと待っています。その人は当時69歳だったマイケル・ファラデー。「もしもファラデーの時代にノーベル賞があったなら、彼は少なくとも6回受賞していただろう」と言われるほど、多くの業績を上げた化学・物理学者です。やがて現れた偉大な科学者は、1本のロウソクを手に、優しく、そして楽しげに語り始めました……。

この講演、“The Chemical History of a Candle”は書籍にまとめられ、日本でも『ロウソクの科学』としてベストセラーになりました。産業革命によって大きく時代が動いた当時と同じように、現代にも通じる知恵がつまった歴史的名著です。本書では、今までの国内翻訳書にはない、再現可能な実験の写真や図解を掲載し、完訳ではなく抄訳によって、話の流れをわかりやすくしています。

話中では、「ロウソクはなぜ燃えるのか?」「燃えている間、何が起きているのか?」という謎が解き明かされる過程で、空気や水、金属、生物といった、この世界を形作るものの仕組み、美しさもつまびらかにされていきます。化学や物理の知識が得られるだけでなく、面白い実験やエピソードを楽しみながら、科学的な思考法に触れられる1冊です。

第1講 ロウソクはなぜ燃える?
第2講 ロウソクはなぜ輝く?
第3講 燃えてできる水
第4講 もう一つの元素
第5講 空気の中には何がある?
第6講 息をすることとロウソクが燃えること
付録 全6講で起こったこと

マイケル・ファラデー[マイケル・ファラデー]
原著

白川 英樹[シラカワ ヒデキ]
監修

尾嶋 好美[オジマ ヨシミ]
編集/翻訳

ウィリアム・クルックス[ウィリアム・クルックス]
原著

内容説明

もし19世紀にノーベル賞があったら、この人は幾度も受賞したはず…。そう言われている化学・物理学者のファラデー。彼は、一般の人たちがワクワクするような実験を見せながら、「ロウソクはなぜ燃えるのか?」という謎、そこから空気や水、金属、生物といった、この世界を形作るものの仕組みを解き明かしていく講演を行いました。その歴史的な講演の記録をもとに、写真や図解、補足などを交えて紙上に再現した1冊。

目次

第1講 ロウソクはなぜ燃える?
第2講 ロウソクはなぜ輝く?
第3講 燃えてできる水
第4講 もう一つの元素
第5講 空気の中には何がある?
第6講 息をすることとロウソクが燃えること

著者等紹介

尾嶋好美[オジマヨシミ]
筑波大学GFESTコーディネータ。東京都生まれ。北海道大学農学部畜産科学科卒業、同大学院修了。筑波大学生命環境科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。筑波大学にて、科学に強い関心を持つ小中高校生のための科学教育プログラムを10年間にわたって企画・運営。現在は「科学実験を通して、論理的思考力や自主性が養われる」という考えのもと、親子向け科学実験教室も実施している

白川英樹[シラカワヒデキ]
筑波大学名誉教授。1936年、東京府(現・東京都)生まれ。小学校から高校卒業までを飛騨高山で過ごす。東京工業大学理工学部化学工学科卒業、同学大学院理工学研究科博士課程修了。工学博士。東京工業大学資源化学研究所助手、ペンシルベニア大学博士研究員、筑波大学助教授、同教授をへて、同学を定年退官。2000年、「導電性ポリマーの発見と開発」により、アラン・マグダイアミッド、アラン・ヒーガー両教授とともにノーベル化学賞を受賞。現在は子どもを含めた後進の育成に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アナーキー靴下

84
お気に入りの方の感想が物凄く面白そうで、図書館で実際に手に取って、ボリューム少なめかつ写真の多さに自信を得て借りてきた。ロウソクに纏わる現象について、順を追って丁寧に、何故、という疑問に誘いつつ、目に見える形で解き明かしてくれる非常に優れた本だ。理科好きなら小学生くらいから楽しめそうで、逆に苦手な中学生にも良さそうだし、もちろん大人にもお薦め。常識に囚われないことで、コロンブスの卵的なアイデアが生み出されるものと思っていたが、あるがままをそのまま受け入れない論理思考があらゆる土台であるのかもしれない。2021/07/19

mae.dat

63
表紙に「科学者ファラデーの歴史的名著を今までになくわかりやすくした本」って書いてあるけど、偽りなしです( ¨̮ )。 分子が化学反応によって、姿形を変えることを面白く伝えてくれます。そしてまた元に戻したり、他の方法で取り出したりね。 科学への入り口の教材としてかなーり良い感じ。坊やも愉しんで読んでくれないかなー。2020/05/09

neimu

43
昔読んだことがあるが内容をあまり覚えていない「ろうそくの科学」。ファラデーの名著の内容を、カラー写真と講義と共に読める。ろうそくはなぜ燃える、なぜ輝く、燃えてできる水、もう一つの元素、空気の中には何がある、息をすることとろうそくが燃えること、この六つの章立てで、実験しながら講義にはちょっと難しいかな。この世界を形成しているものが何なのか、知的好奇心を刺激する科学を楽しむ本。現役の学生にも、大人の復習読書にも。中学生の頃炎色反応でワクワクした頃を思い出して懐かしい。花火を見るのも楽しくなった頃…。2019/11/18

KEI

38
以前孫に買って上げた本。当時、ノーベル賞受賞の吉野氏が小学4年生の時、この本を読んだと聞いたので、早速読ませたところ面白いと言うので借りて読んだ。 160年前のファラデーが青少年の為にクリスマスの講演を行った記録を分かりやすく、実験の写真や図も入れて解説したもの。1本のロウソクの燃焼が人体を維持するものと関連していることが丁寧に説明されていた。久しぶりに元素記号を見た。思わず「水兵リーベ僕の舟」と元素の周期表をなぞってしまった。2021/11/23

すけまる

23
正直、これの原本もファラデーなる偉大な人物も存じ上げなかったのですが、リチウムイオン電池でノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が愛読していたというニュースを見て興味が湧きました。私は根っからの文系なので、科学なんてちんぷんかんぷんです。しかし、難しい話はあるものの(原本自体も難しいらしいのですが)なるべくわかりやすく、写真入りで説明してくれてるので、なんとなくわかりました。ロウソク一本でこんな奥深い科学の説明ができるのかと感心です。私なんかは、これミステリーのトリックに使えそうとか考えてしまうのですが笑2020/01/24

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